受験勉強も大事ですが、資格はなりたい自分に近づくための手段。合格後の「仕事のイメージ」を抱くことも大事です。このコーナーでは、資格の世界を知るのに役立った本や映画などを合格者が紹介します。
会話することが楽しくなるための秘訣
イラスト版話のおもしろい人、つまらない人―人間関係が10倍うまくいく話し方のヒント―
著者:高嶋秀武 絵:高村あゆみ
発行:PHP研究所
ISBN:978-4-569-80412-5
価格:¥880(税込)
発行:PHP研究所
ISBN:978-4-569-80412-5
価格:¥880(税込)
おすすめの理由
仕事柄、人と話す機会が多いのですが、うまく会話がはずまないときの微妙な沈黙がいたたまれないことがあり、おもしろく話のできる人にずっと憧れていました。そんなときに、目に入ったのが本書です。
フリーアナウンサーの著者が、また会いたい、と相手に好印象を残すための話し方のポイントをイラストと合わせて解説しています。
「話がつまらない代表的なタイプ」の検証の後に、「話のおもしろい人」になるためのヒントがまとめられています。特に「魅力的な話し方をするために」の章では、「一度話し始めるとまとまらずいつも不本意に終わってしまう・・・」といった失敗をしている方には、ぜひ読んでいただきたいポイントの数々がまとめられています。
著者曰く、「他人とのコミュニケーションの第一歩はしゃべること。せっかくなら“話のおもしろい人”と思われた方がいい。でも、ここで間違ってはいけないのは、話がおもしろい人=笑いがとれる人ではないということで、派手なしゃべりかたやオーバーなエピソードを披露する人が話のおもしろい人ではない。話のおもしろい人というのは、自分の言葉でしゃべることで、相手をひきつける魅力のある人である」としています。
“自分の言葉でしゃべること”から、まずははじめてみようと思っています。
(会話上手になりたいさん・ケアマネジャー)
内容
アナウンサーとして、ナイター中継からニュース、芸能等幅広く活躍する高嶋秀武氏の著書。本書は2002年に刊行された『話のおもしろい人、つまらない人』(PHP研究所、文庫版)を加筆・改筆し、再編集された。(けあサポ編集部)