受験勉強も大事ですが、資格はなりたい自分に近づくための手段。合格後の「仕事のイメージ」を抱くことも大事です。このコーナーでは、資格の世界を知るのに役立った本や映画などを合格者が紹介します。
職務内容を知ることにより、勉強内容がスムーズに頭に入る
おすすめの理由
介護支援専門員の試験では、実務に関する問題があまり出ません。なぜならその後に、実務研修という研修があるからです。でも、余裕がある人は試験問題を解くうえで少しでも介護支援専門員の仕事を知っておくといいかもしれません。そうすることによって、保健医療サービス分野や介護保険制度、介護保険サービスの内容をなんでこんなに細かく勉強するのか、その勉強する意味が理解できるからです。私が本書をおすすめする理由は、事例集なのでケアマネジャーの仕事の一連の流れが分かるところです。本書を読めば居宅、介護予防、施設でのケアマネジャーがどのような仕事をしているか分かりますし、ケアマネジャーが利用者の方とどのように付き合っているか、他職種の人とどのように連携をとっているかが分かります。
先ほども書きましたが、それによって何故このようなことを勉強するのかということが分かってきます。そうすれば頭のなかでイメージして勉強しやすくなると思います。
(いたちの決定的瞬間さん・ケアマネジャー)