難関を突破して晴れてケアマネジャーの資格を取得した皆さんに、効果的な勉強法や仕事をしながら勉強を続けるコツ、資格を仕事に活かすためのアイデアなどについてうかがいました。
第6回 E.Mさん
居宅介護支援事業所 介護支援専門員
E.Mさんが使った参考書
ケアマネジャー試験過去問題選択肢別パーフェクトガイド
中央法規出版
中央法規出版
介護支援専門員実務研修受講試験模擬問題集
中央法規出版
中央法規出版
介護支援専門員基本テキスト
長寿社会開発センター
長寿社会開発センター
E.Mさんの合格までの道のり
受験しようと思ったきっかけ
現在、居宅介護支援事業所のケアマネジャーとして活躍されているE.Mさん。ケアマネジャーを受験するきっかけはどのような思いがあってのことだったのでしょうか。
「合格するまでは精神保健福祉士として、精神障害者の作業所で働いていました。その仕事も本当にやりがいがありました。特に作業所の利用者さんの生活が落ち着いた時、利用者さんと共に作った製品の売上が上がった時、就労出来た時は本当に嬉しかったです。私は、精神障害者の地域での生活を支援することは、生活が安定し、自立につながっていくと確信し、精神障害者のヘルパー事業所を開設しようと思いケアマネジャーを受験しました」
「合格するまでは精神保健福祉士として、精神障害者の作業所で働いていました。その仕事も本当にやりがいがありました。特に作業所の利用者さんの生活が落ち着いた時、利用者さんと共に作った製品の売上が上がった時、就労出来た時は本当に嬉しかったです。私は、精神障害者の地域での生活を支援することは、生活が安定し、自立につながっていくと確信し、精神障害者のヘルパー事業所を開設しようと思いケアマネジャーを受験しました」
受験資格の確認で苦労
せっかく受験しようと思ってもケアマネジャーを受験するためには受験資格をクリアすることが必要です。E.Mさんはその確認に苦労したといいます。「受験できる可能性があると分かったのが、7月中旬でした。その時は最終的に受験票が届くまでは、受験できるかどうかわからず不安でした。それからも仕事が忙しく申し込むことができなくて、受験申し込み期限の7月31日にようやく申込むことができました」
ですからE.Mさんは受験者に「早く受験資格を確認した方がいい」とアドバイスします。
ですからE.Mさんは受験者に「早く受験資格を確認した方がいい」とアドバイスします。
とにかく問題を解く!
E.Mさんの勉強方法はとにかく問題を解くことでした。初めに使ったテキストは『ケアマネジャー試験過去問題選択肢別パーフェクトガイド』(中央法規出版)で、「この問題集のいいところは、過去に出た問題を選択肢一つ一つに分け、○×にかかわらず解説があったところです。また分からない点は、介護支援専門員基本テキストの巻とページが一問一問書いてあるので基本テキストに戻れ使いやすかった」とのことでした。
E.Mさんはとにかく問題量をこなすために、問題を多く収載している問題集を試験近くに購入し解いていたとのことです。「毎日問題を繰り返し解く。ケアマネジャーの試験は毎年似たような問題も出題されますし、問題に慣れることは大切なことです。またそうすることによって心にも余裕ができますし、自信にもつながりました」
E.Mさんはとにかく問題量をこなすために、問題を多く収載している問題集を試験近くに購入し解いていたとのことです。「毎日問題を繰り返し解く。ケアマネジャーの試験は毎年似たような問題も出題されますし、問題に慣れることは大切なことです。またそうすることによって心にも余裕ができますし、自信にもつながりました」
仕事と勉強の両立
ケアマネジャー受験者の多くが当たる壁として、仕事と勉強の両立があげられます。E.Mさんは、52才で仕事と家事を抱えながらの受験勉強でした。さて、どのようにして勉強時間を確保したのでしょうか。
「昼間は仕事で勉強時間がとれないため、勉強できるのは朝か夜しかありませんでした。私は、毎朝5時に起きて1時間勉強し、帰宅し家事が終わってから1時間勉強時間をとりました。しかし仕事、家事をこなしながらの受験勉強はかなり身にこたえることもあり勉強中に寝てしまうこともしょっちゅうでした。それでも、毎日やり続けることで身体が徐々に慣れたと思います。また休日には気合をいれて、4、5時間は勉強しました」はじめはつらいことでも毎日続けていれば慣れる。E.Mさんはそうした経験も自信につなげました。
「また私の場合、受験資格の関係で受験できるかがはっきり分からなかったので、10月初めに受験票が手元に届くまで、モチベーションも上がりませんでした。勉強をはじめるのが遅かったこともあり、その焦りから常に試験のことを考えたことも結果的にはよかったと思います」と答えてくれました。
そうしてE.Mさんはいよいよ試験を迎えます。
「昼間は仕事で勉強時間がとれないため、勉強できるのは朝か夜しかありませんでした。私は、毎朝5時に起きて1時間勉強し、帰宅し家事が終わってから1時間勉強時間をとりました。しかし仕事、家事をこなしながらの受験勉強はかなり身にこたえることもあり勉強中に寝てしまうこともしょっちゅうでした。それでも、毎日やり続けることで身体が徐々に慣れたと思います。また休日には気合をいれて、4、5時間は勉強しました」はじめはつらいことでも毎日続けていれば慣れる。E.Mさんはそうした経験も自信につなげました。
「また私の場合、受験資格の関係で受験できるかがはっきり分からなかったので、10月初めに受験票が手元に届くまで、モチベーションも上がりませんでした。勉強をはじめるのが遅かったこともあり、その焦りから常に試験のことを考えたことも結果的にはよかったと思います」と答えてくれました。
そうしてE.Mさんはいよいよ試験を迎えます。
試験日そして合格へ
試験の際に気をつける点として「受験場所の下見は必ずすること」とE.Mさんは話してくれました。「試験当日に駅から会場への道で迷ったり、焦ることで無駄に体力を使うのは本当にもったいないことです。当日は交通機関で何があるか分かりませんし、1度会場の下見をしておくだけで、当日の試験会場の雰囲気も分かり精神的な余裕も出ます」
知力だけでなく精神的な面まで試験日に合わせたE.Mさん。この細かい気づかいも絶対に合格するという気持ちの表れだったのでしょう。
当日無事受験をおえ、12月には合格通知を手にしたE.Mさん。家族からも祝福され本当に嬉しかったそうです。
最後にE.Mさんからケアマネジャーのやりがいとこれから受験される方たちにアドバイスを頂きました。
「ケアマネジャーのやりがいを端的に言うと、利用者さん、サービス事業者さんと相談しながら同じ方向に向かって利用者さんのニーズに添えたと思った時、やっていて良かったと思います」
またこれから受験される方たちには
「とにかくあきらめないこと。絶対に合格するという強い気持ちを持ち続けること。たとえ当日だって知識を得ることはできます」
とのアドバイスをいただきました。是非参考にしてくださいね。
知力だけでなく精神的な面まで試験日に合わせたE.Mさん。この細かい気づかいも絶対に合格するという気持ちの表れだったのでしょう。
当日無事受験をおえ、12月には合格通知を手にしたE.Mさん。家族からも祝福され本当に嬉しかったそうです。
最後にE.Mさんからケアマネジャーのやりがいとこれから受験される方たちにアドバイスを頂きました。
「ケアマネジャーのやりがいを端的に言うと、利用者さん、サービス事業者さんと相談しながら同じ方向に向かって利用者さんのニーズに添えたと思った時、やっていて良かったと思います」
またこれから受験される方たちには
「とにかくあきらめないこと。絶対に合格するという強い気持ちを持ち続けること。たとえ当日だって知識を得ることはできます」
とのアドバイスをいただきました。是非参考にしてくださいね。