難関を突破して晴れてケアマネジャーの資格を取得した皆さんに、効果的な勉強法や仕事をしながら勉強を続けるコツ、資格を仕事に活かすためのアイデアなどについてうかがいました。
第2回 本村真典さん
社会福祉法人 賛育会 第二清風園 居宅介護支援事業所、居宅介護支援専門員
本村さんが使った参考書
ケアマネジャー試験過去問題選択肢別パーフェクトガイド
中央法規出版
中央法規出版
介護支援専門員基本テキスト
長寿社会開発センター
長寿社会開発センター
本村さんの合格までの道のり
受験しようと思ったきっかけ
本村さんは現在、特養、短期入所、デイサービス、地域包括支援センター等がある複合型施設で居宅介護支援事業所のケアマネジャーを担当しています。現在の職場に勤めて10年、居宅支援事業所のケアマネジャーになってからは1年です。
本村さんがケアマネジャーを受験しようと思った理由を聞きました。
「福祉業界は基本的に資格が必要な業界であるし、福祉業界で働くにあたって介護保険制度についてもっと学ぶべきだと考えました。ケアマネジャーは介護保険制度の要なので受験しようと思いました」
本村さんがケアマネジャーを受験しようと思った理由を聞きました。
「福祉業界は基本的に資格が必要な業界であるし、福祉業界で働くにあたって介護保険制度についてもっと学ぶべきだと考えました。ケアマネジャーは介護保険制度の要なので受験しようと思いました」
勉強する時間がとれない…
そのようにして受験を決意した本村さん。しかし、本村さんの受験勉強は決して楽なものではありませんでした。最も苦労したのは、勉強時間の確保だそうです。
「仕事をしながらでしたので、時間がなかなか確保できませんでした。特に仕事の後、自宅に帰ってきてからは眠くて勉強が手につきませんでした」
そしてもう一つ。受験勉強から長く離れていたことも苦労の種に。
「受験参考書を読んだり、勉強をする生活から長い間離れていたので、自分の生活に勉強する時間を定着させるのに、かなりの時間を必要としました。仕事をしながらの受験は、落ち着いて勉強できる環境を自ら作ることが一番大切だと思います」
そんな中で本村さんは、どのようにして勉強時間を確保したのでしょうか。
「半年前から準備をはじめましたが、まだまだ勉強時間は足りませんでした。そこで試験4か月前に本腰を入れようと、休日に図書館に通い勉強をはじめました。休日は休日でいろいろと都合もありましたし、長時間の勉強が苦手なので、午前か午後どちらかに2〜3時間と時間を区切り、それ以外、一切勉強はしないと決め集中するよう心がけました」
「仕事をしながらでしたので、時間がなかなか確保できませんでした。特に仕事の後、自宅に帰ってきてからは眠くて勉強が手につきませんでした」
そしてもう一つ。受験勉強から長く離れていたことも苦労の種に。
「受験参考書を読んだり、勉強をする生活から長い間離れていたので、自分の生活に勉強する時間を定着させるのに、かなりの時間を必要としました。仕事をしながらの受験は、落ち着いて勉強できる環境を自ら作ることが一番大切だと思います」
そんな中で本村さんは、どのようにして勉強時間を確保したのでしょうか。
「半年前から準備をはじめましたが、まだまだ勉強時間は足りませんでした。そこで試験4か月前に本腰を入れようと、休日に図書館に通い勉強をはじめました。休日は休日でいろいろと都合もありましたし、長時間の勉強が苦手なので、午前か午後どちらかに2〜3時間と時間を区切り、それ以外、一切勉強はしないと決め集中するよう心がけました」
勉強は1人でしない!
少ない時間の中での効率的な勉強法とはどのようなものだったのでしょうか。
「普段の仕事の中で学ぶ内容も多くありますが、試験となると座学で覚えることもたくさんあります。過去の問題を何度も繰り返し勉強することが効果的だと思います。難しいところは参考書やインターネットを活用して徹底的に勉強しました」
また、本村さんは周りの人に「受験することを宣言」します。そうすることで自分にプレッシャーをかけました。さらに同じ職場内や他の事業所の方と参考書や役立つ受験サイトを情報交換しながら、勉強に取り組みます。
「いろいろ話し合える人を作りながら勉強するのが良いと思います。1人では情報が少なく、たくさんの人との情報交換は受験において有効です」
「普段の仕事の中で学ぶ内容も多くありますが、試験となると座学で覚えることもたくさんあります。過去の問題を何度も繰り返し勉強することが効果的だと思います。難しいところは参考書やインターネットを活用して徹底的に勉強しました」
また、本村さんは周りの人に「受験することを宣言」します。そうすることで自分にプレッシャーをかけました。さらに同じ職場内や他の事業所の方と参考書や役立つ受験サイトを情報交換しながら、勉強に取り組みます。
「いろいろ話し合える人を作りながら勉強するのが良いと思います。1人では情報が少なく、たくさんの人との情報交換は受験において有効です」
当日の心構え
周りの受験生との情報交換でモチベーションを上げながら、いよいよ試験に臨みます。本村さんはどのような点に気をつけたのでしょうか。
「基本中の基本ですが、試験前日はゆっくり休む。当日は参考書を一切見ない。準備は当日ではなく前日に前もって行う。当日は焦っていないようで意外に焦っています。朝食は適度に食べる。食べることで、頭の働きが増しすっきりします。しかし、食べすぎると眠くなるので要注意です」
「基本中の基本ですが、試験前日はゆっくり休む。当日は参考書を一切見ない。準備は当日ではなく前日に前もって行う。当日は焦っていないようで意外に焦っています。朝食は適度に食べる。食べることで、頭の働きが増しすっきりします。しかし、食べすぎると眠くなるので要注意です」
ケアマネのやりがいとは
そうして晴れて合格を手にした本村さん。現在、居宅支援事業所でケアマネジャーとして働いています。今の心境について聞いてみました。
「高齢者の日常生活を支援する仕事なので、定期訪問の際に『サービスのおかげで安心して過ごしています』と利用者から話があったり、こちらから提案したことがそのまま生活に定着し、その方のプラスになっている時にやりがいを感じます」
最後に受験される方々へアドバイスを頂きました。
「一度も受験セミナー、模擬試験などは受けませんでしたが、その場でいろんな方とも知り合えるようなので、参加した方が良かったのではと思います。中にはケアマネジャーになってからもお互いに情報交換などされているかたもいるようです」
「高齢者の日常生活を支援する仕事なので、定期訪問の際に『サービスのおかげで安心して過ごしています』と利用者から話があったり、こちらから提案したことがそのまま生活に定着し、その方のプラスになっている時にやりがいを感じます」
最後に受験される方々へアドバイスを頂きました。
「一度も受験セミナー、模擬試験などは受けませんでしたが、その場でいろんな方とも知り合えるようなので、参加した方が良かったのではと思います。中にはケアマネジャーになってからもお互いに情報交換などされているかたもいるようです」