難関を突破して晴れてケアマネジャーの資格を取得した皆さんに、効果的な勉強法や仕事をしながら勉強を続けるコツ、資格を仕事に活かすためのアイデアなどについてうかがいました。
第4回 出川恵美さん
社会福祉法人東京聖労院 特別養護老人ホーム つきみの園
出川さんが使った参考書
介護支援専門員基本テキスト
長寿社会開発センター
長寿社会開発センター
出川さんの合格までの道のり
受験しようと思ったきっかけ
現在、特別養護老人ホームの施設ケアマネジャーとして活躍している出川さん。受験しようと思ったきっかけは「今後も、高齢者福祉の仕事を続けていくうえで、必要な資格であると考えたから」とのこと。また、職場から受験料の補助が出るなど、受験に対する職場の環境が整備されていたことも、気持ちの後押しになったそうです。
セミナーで本気に!
出川さんが勉強を始めたのは、試験の4か月前。さて、どのように勉強したのでしょうか。聞いてみました。
「6月に基本テキストと参考書を買いました。まずは基本テキストを読み、参考書の問題を解いて、また基本テキストを読み返すという勉強方法をとっていました。そして8月に受験対策セミナーに参加しました。そのとき簡単な10問程度の問題が出されたのですが、ほとんど解くことができませんでした。このままでは、合格できないと危機感を持ち、勉強方法を見直しました。以前の方法ですと表面的にしか理解できませんでしたが、セミナー以降は過去問を繰り返し解き、自分が理解できているところとできていないところを分けて勉強するようにしました。理解できていないところはテキストで確認しました」
セミナーに出ることにより自分の実力が分かった出川さんは、勉強方法をより実践に近くし実力アップにつなげるきっかけとしました。
「6月に基本テキストと参考書を買いました。まずは基本テキストを読み、参考書の問題を解いて、また基本テキストを読み返すという勉強方法をとっていました。そして8月に受験対策セミナーに参加しました。そのとき簡単な10問程度の問題が出されたのですが、ほとんど解くことができませんでした。このままでは、合格できないと危機感を持ち、勉強方法を見直しました。以前の方法ですと表面的にしか理解できませんでしたが、セミナー以降は過去問を繰り返し解き、自分が理解できているところとできていないところを分けて勉強するようにしました。理解できていないところはテキストで確認しました」
セミナーに出ることにより自分の実力が分かった出川さんは、勉強方法をより実践に近くし実力アップにつなげるきっかけとしました。
仕事しながらの受験に苦労
「仕事しながらの受験勉強はたいへんでした。ケアワーカーとして夜勤もこなしていましたので、まったく勉強できない日もありました。そういうとき、時間を作ることができずにただ毎日が過ぎ去ってしまい、焦る気持ちだけが先行しました。そして毎日勉強しようと思い続けた結果、それがプレッシャーとなり途中疲れてしまいました。そこから学んだことは、無理せずに、短時間に集中して勉強を行うほうが精神的にも落ち着くことができ、効率も上がるということでした」
受験は長期戦なので、初めのやる気や思いを最後まで維持することが大切ですね。無理せず自分の集中できる時間や勉強量を決めることも大事なことです。こうして自分のペースで勉強をすすめた出川さんは、無事受験を終え結果を待ちます。
受験は長期戦なので、初めのやる気や思いを最後まで維持することが大切ですね。無理せず自分の集中できる時間や勉強量を決めることも大事なことです。こうして自分のペースで勉強をすすめた出川さんは、無事受験を終え結果を待ちます。
晴れて合格!
仕事のとの両立を乗り越え晴れて合格を手にした出川さん。現在施設ケアマネジャーとしてご利用者のケアプランを作成し、他職種と連携が取れるよう連絡調整を行っています。
最後に施設ケアマネジャーとしてのやりがいをお聞きしました。
「利用者様とそのご家族とのかかわりを多く持ち、日々生活の手助けをすることがやりがいです」
ぜひ参考にしてくださいね。
最後に施設ケアマネジャーとしてのやりがいをお聞きしました。
「利用者様とそのご家族とのかかわりを多く持ち、日々生活の手助けをすることがやりがいです」
ぜひ参考にしてくださいね。