けいれん止めの薬(デパケンR)が、利用者の便の中にそのままの形で出てきてしまいます
下痢をしていなければ、効果あり
けいれんを止める薬「デパケンR」は、薬が少しずつ溶け出す構造になっています。
便の中に混じったデパケンRは、網目状の構造体が抜け殻のように残り、便に出てきてしまうため、そのままの形に見えてしまったのです。実際は、薬のほとんどが消化管を通過するうちに体に吸収されています。デパケンRを服用して、残渣物が便に出てくるまで、約10時間以上かかっていれば心配ありません。
しかし下痢などの場合、薬が吸収される前に薬が便と一緒に外に出てしまうことになります。ですから、下痢が続くときは、医師に相談してください。デパケンRを服用している方に対して医師は、定期的に血液検査を行い、薬の成分が血液の中にどの程度吸収されているか(血中濃度)を調べています。吸収が足りなければ、異なる剤形の薬に変更となります。
またデパケンRは、少しずつ溶け出す構造になっているので、噛まずにそのまま服用します。
(回答者:藤澤節子)
便の中に混じったデパケンRは、網目状の構造体が抜け殻のように残り、便に出てきてしまうため、そのままの形に見えてしまったのです。実際は、薬のほとんどが消化管を通過するうちに体に吸収されています。デパケンRを服用して、残渣物が便に出てくるまで、約10時間以上かかっていれば心配ありません。
しかし下痢などの場合、薬が吸収される前に薬が便と一緒に外に出てしまうことになります。ですから、下痢が続くときは、医師に相談してください。デパケンRを服用している方に対して医師は、定期的に血液検査を行い、薬の成分が血液の中にどの程度吸収されているか(血中濃度)を調べています。吸収が足りなければ、異なる剤形の薬に変更となります。
またデパケンRは、少しずつ溶け出す構造になっているので、噛まずにそのまま服用します。
(回答者:藤澤節子)