薬は、医師が患者を診断し、治療にあたって適切な薬を選びます。そして、薬の内容、剤型（内服・外用）、用量、用法（一日１回、一日３回毎食後など）を決定しますが、その薬がきちんと服用されていなければ、治療の目的が達成されないことになります。
　医師から処方された薬を、決められた量、決められた時間にのむことが大切ですが、もしのみ忘れてしまっても「２回分を一緒にのんではいけません」。
　一日３回服用の薬は、服用予定時間よりあまり経過していなければ、すぐに服用してもかまいません。しかし、次に服用する時間を４時間以上あけてください。一日２回服用の薬は、間を５〜６時間あけてください。
　一日１回服用の薬は、少し時間が過ぎてしまっていても、すぐ服用してかまいません。そして、次に服用する時間を約18時間以上あけてください。
（回答者：藤澤節子）