記憶の過程には、知識や情報などを覚え、保存し、それを思い出すというプロセスがあるといいます。
ここで紹介する穴埋め問題を使って、覚えた“はず“の知識や情報をしっかりと定着させてください。なお、本コーナーは毎週更新します。
ここで紹介する穴埋め問題を使って、覚えた“はず“の知識や情報をしっかりと定着させてください。なお、本コーナーは毎週更新します。
穴埋め問題(2013年07月)
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今週の穴埋め問題(7月26日)
1. | 認知症は、「いったん正常に発達した知能が、何らかの理由で(持続)的に低下し、社会生活に支障をきたすようになった状態」をいう。その症状の内、(中核)症状は、多少の差はあるものの認知症になると誰でも認められる障害をいい、記憶障害、見当識障害、判断力の低下、失行、失認などに相当する。 |
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2. | アルツハイマー型認知症は、脳の大脳皮質の神経細胞が減少し、脳の(萎縮)が進行するアルツハイマー病によって起こる認知症をいう。運動機能が保たれた状態で、本人の自覚症状がないまま、障害が(全体)的に、ゆっくりと確実に進行していく。 |
3. | 血管性認知症は、脳出血やくも膜下出血、脳梗塞など脳血管障害により、脳の神経細胞や組織が障害されることにより生じる認知症をいう。記憶障害や見当識障害などのほかに、(感情)失禁、せん妄などの症状や、言語障害、知覚障害、片麻痺などの(神経)症状を伴うこともある。 |
*「石橋先生の受験対策講座 第16回 認知症の理解(1)」でさらに内容を勉強できます!
今週の穴埋め問題(7月19日)
1. | 生活習慣病の一つである虚血性心疾患のうち、(狭心症)は、心筋の一過性の虚血(酸素欠乏)により、胸痛や胸部の圧迫感、絞扼(こうやく)感(締めつけられるような痛み)などの症状を伴う。(心筋梗塞)は、冠状動脈の血流が途絶え、心筋細胞の一部が壊死した状態をいう。 |
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2. | 糖尿病は、(インスリン)が十分に作用せず、高血糖が持続し、初期には自覚症状がないことが多いが、口の渇き、多飲、多尿、倦怠感(けんたいかん)、体重減少などの症状を伴う。糖尿病のうち、生活習慣病に位置づけられるものを(2)型糖尿病という。 |
3. | うつ病は、うつ状態が症状の中心となり、楽しみの喪失、焦燥感、思考力や集中力の減退、(希死)念慮、身体的な訴えなどを伴う。高齢者のうつ病は、身体症状に隠れてうつ状態が見えにくくなっている状態もあり、これを(仮面)うつ病という。 |
*「石橋先生の受験対策講座 第15回 発達と老化の理解(3)」でさらに内容を勉強できます!
今週の穴埋め問題(7月12日)
1. | 高齢者の病気(疾患)とその症状の全般的な特徴として、一人で多くの疾患を有している、症状が(非定型)的(典型的な症状が出にくい)で明らかには現れにくい、個人差が大きく慢性化することが多い、薬剤の反応が若年者と異なり、薬の(副作用)が出やすい、予後(先の見通し)が社会・生活環境面に影響されやすい、寝たきりのきっかけとなることが多い、などがあげられる。 |
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2. | 骨、関節に関する病気のうち、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は、骨量が減少した状態で、原因には、(カルシウム)の欠乏、運動不足などがあり、症状は、腰や背部の痛みである。また、脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)は、脊椎椎管が細くなり、神経を圧迫し、腰痛や、歩行中に下肢がしびれ、休息すると改善する(間欠)性跛行が現れる。 |
3. | 脳、神経に関する病気のうち、パーキンソン病は、手のふるえ(振戦)、筋のこわばり(筋(固縮))、動作緩慢という三大症状や、仮面様顔貌、前傾姿勢での小きざみ、突進歩行などがみられる。また、筋萎縮性側索硬化症(ALS)は、運動神経の異常により筋萎縮を起こす進行性の難病で、手指など上肢の筋萎縮から始まり、全身に及び、(球)麻痺といい、発語や嚥下も困難になる。 |
*「石橋先生の受験対策講座 第14回 発達と老化の理解(2)」でさらに内容を勉強できます!
今週の穴埋め問題(7月5日)
1. | エリクソン(Erikson,E.)の発達段階説は、(生涯)発達という観点で、心理・社会的側面の発達を、乳児期、幼児期前期、幼児期後期、児童期、青年期、成年期初期、成年期中期、老年期(成年期後期[円熟期])の8段階にまとめている。各段階において、達成すべき自我の発達課題というものがあり、老年期は(統合)感の獲得である。 |
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2. | 老化に伴うこころの変化として、知能においては、(流動性)知能の低下がみられる。また、こころの発達により形成された人格(性格、パーソナリティ)の基本的な部分は、加齢により、大きく変化することはないとされる。変化がみられる場合は、脳の病気、障害や、(喪失)体験などが影響していると考えられる。 |
3. | 老化に伴うからだの変化として、骨量(骨密度)や筋力の低下、肺活量や咳(反射)の低下、歯の欠損や唾液の減少、咀嚼・嚥下能力の低下、腸の(蠕動)運動(便を肛門へ押し出す力)の低下などがあげられる。 |
*「石橋先生の受験対策講座 第13回 発達と老化の理解(1)」でさらに内容を勉強できます!
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