第4回 介護もサービス業。身だしなみについて考えよう
私はさまざまな研修や、施設見学などによく参加しています。会場にはかなり早い時間に行って、その「場」の空気に慣れるようにしています。知らない土地に行くと気持ちが萎縮してしまうので、早くに会場に到着して喫煙所で至福の一服をすることによって、「研修から何かを持ち帰ろう」と自分のモチベーションを上げていくのです。
研修って、「何か自分の役に立つこと」を持ち帰るのが大切で、本題がさっぱりわからなくても、その「何か」を自分で見つけてくれば、研修によって自分の「何か」をスキルアップできたと感じられるのでは? と私は考えています。
研修会場では、さまざまな人の会話が聞こえてきます。そのなかで、特に多いのが「研修に(所属法人から)行かされた」「こんな忙しい時に研修に行ってこいと出された」というニュアンスの会話です。
残念だな…といつも感じてしまいます。
「行かされた」「出された」という受け身の姿勢が、本人は意識していないのでしょうが、「言葉」に出てしまっているのです。しかし、このような受け身のセリフが出てくる状態で研修に参加するのと、「研修に参加させてもらえた」「この研修を受けたかった」と自身のスキルアップに活かそうとする意欲で参加するのとでは、得られるものに大きな差が出てくるのではないでしょうか。
皆さんは、どちらのタイプでしょうか。「せっかくだから」自分で新たな視点を見つけるチャンスと捉えてみて、いろんな研修を楽しみませんか?
というわけで前置きが長くなってしまいましたが、障がい者福祉、高齢者福祉、両方の研修に参加してきて、ふと気付いたことがあります。
…障がい者福祉の研修では高齢者福祉の研修より「スキンヘッド」「ひげを伸ばしている人」の比率が高い。
…すみません(苦笑)
スキンヘッドやヒゲの方がいけないというわけではないので、誤解しないようにお願いします。スキンヘッド、ヒゲ面の中からにじみ出るやさしさや真剣さを感じられる方がいっぱいいます。あくまでもそれぞれの福祉の視点の違いなのかな? と思ってのことです。
高齢者福祉では、介護保険導入後から「サービス業」的な視点が導入され、身だしなみについても事業所内でさまざまな決まりごとができてきたような気がします。何を着ようが、どんな格好をしようがそれは個人の自由です。しかし、その自由のなかには「人(利用者)に不快な思い」をさせないという前提が隠れているのではないかと思います。高齢者福祉ではそうした視点があります。しかし、それも同じユニフォームでいても介護者の「顔」が見えるようにしなければ、何だか形だけのような気もします。
どんな格好をしていても、そんなことでは揺るがない周囲の人が認めてくれるポリシーや実力があれば、それでもよいと私は思います。私も抗がん剤を服用しているため、定期的にスキンヘッドになってしまいます。そんな時、周りの利用者がどんな格好を私がしていても、私を私として受け入れてくれるような普段の振る舞いができているか? 自分を振り返る機会としています。
…とはいえ、最近なかなか事業所に顔を出せないので、私を怖がっている利用者がいるな〜と感じる松崎でした(反省)
研修って、「何か自分の役に立つこと」を持ち帰るのが大切で、本題がさっぱりわからなくても、その「何か」を自分で見つけてくれば、研修によって自分の「何か」をスキルアップできたと感じられるのでは? と私は考えています。
研修会場では、さまざまな人の会話が聞こえてきます。そのなかで、特に多いのが「研修に(所属法人から)行かされた」「こんな忙しい時に研修に行ってこいと出された」というニュアンスの会話です。
残念だな…といつも感じてしまいます。
「行かされた」「出された」という受け身の姿勢が、本人は意識していないのでしょうが、「言葉」に出てしまっているのです。しかし、このような受け身のセリフが出てくる状態で研修に参加するのと、「研修に参加させてもらえた」「この研修を受けたかった」と自身のスキルアップに活かそうとする意欲で参加するのとでは、得られるものに大きな差が出てくるのではないでしょうか。
皆さんは、どちらのタイプでしょうか。「せっかくだから」自分で新たな視点を見つけるチャンスと捉えてみて、いろんな研修を楽しみませんか?
というわけで前置きが長くなってしまいましたが、障がい者福祉、高齢者福祉、両方の研修に参加してきて、ふと気付いたことがあります。
…障がい者福祉の研修では高齢者福祉の研修より「スキンヘッド」「ひげを伸ばしている人」の比率が高い。
…すみません(苦笑)
スキンヘッドやヒゲの方がいけないというわけではないので、誤解しないようにお願いします。スキンヘッド、ヒゲ面の中からにじみ出るやさしさや真剣さを感じられる方がいっぱいいます。あくまでもそれぞれの福祉の視点の違いなのかな? と思ってのことです。
高齢者福祉では、介護保険導入後から「サービス業」的な視点が導入され、身だしなみについても事業所内でさまざまな決まりごとができてきたような気がします。何を着ようが、どんな格好をしようがそれは個人の自由です。しかし、その自由のなかには「人(利用者)に不快な思い」をさせないという前提が隠れているのではないかと思います。高齢者福祉ではそうした視点があります。しかし、それも同じユニフォームでいても介護者の「顔」が見えるようにしなければ、何だか形だけのような気もします。
どんな格好をしていても、そんなことでは揺るがない周囲の人が認めてくれるポリシーや実力があれば、それでもよいと私は思います。私も抗がん剤を服用しているため、定期的にスキンヘッドになってしまいます。そんな時、周りの利用者がどんな格好を私がしていても、私を私として受け入れてくれるような普段の振る舞いができているか? 自分を振り返る機会としています。
…とはいえ、最近なかなか事業所に顔を出せないので、私を怖がっている利用者がいるな〜と感じる松崎でした(反省)