試験について
介護福祉士国家試験の受験者数はどのくらい?(2012/04/02)
今回、初めて介護福祉士国家試験を受験します。だいたいどのくらいの人が受験するのでしょうか?
(飴ちゃんさん)
前回の第24回介護福祉士国家試験の受験者数は13万7961人で、合格者数は8万8190人、合格率は63.9%でした。なお、第24回試験から、インドネシア、フィリピンの方も、国家試験を受験できるようになっています。
◆過去3年の受験者数、合格者数、合格率、合格点
第23回、第22回は受験者数が15万人を超えていましたが、久しぶりの減少となりました。合格率は、ここ数年は約50%で推移していましたが、第24回は63.9%と、これまでで最も高くなっています。過去5年分の受験者と合格率については、こちらでも紹介していますので、ご参考にしてください。
第24回試験の合格者の内訳をみると、「社会福祉施設の職員等」が最も多く58.9%、次いで「訪問介護員」が18.0%、「介護老人保健施設の介護職員」が9.9%、「医療機関(療養病床等)の看護補助者」が8.9%、「福祉系高等学校(専攻科を含む)」が4.2%、「その他」が0.1%となっています。ここから、介護福祉士国家試験の受験者は、介護現場で働いている方が多数を占めているということが分かります。
なお、筆記試験は、120点満点中、約6割(約72点)が合格の目安とされています。第24回の合格点が75点だったことを踏まえると、安心して合格するには、7割(84点)を目指すのがよいと考えられます。
◆過去3年の受験者数、合格者数、合格率、合格点
第22回 | 第23回 | 第24回 | |
---|---|---|---|
受験者数(人) | 153,811 | 154,223 | 137,961 |
合格者数(人) | 77,251 | 74,432 | 88,190 |
合格率(%) | 50.2 | 48.3 | 63.9 |
筆記合格点(点) | 75 | 71 | 75 |
第23回、第22回は受験者数が15万人を超えていましたが、久しぶりの減少となりました。合格率は、ここ数年は約50%で推移していましたが、第24回は63.9%と、これまでで最も高くなっています。過去5年分の受験者と合格率については、こちらでも紹介していますので、ご参考にしてください。
第24回試験の合格者の内訳をみると、「社会福祉施設の職員等」が最も多く58.9%、次いで「訪問介護員」が18.0%、「介護老人保健施設の介護職員」が9.9%、「医療機関(療養病床等)の看護補助者」が8.9%、「福祉系高等学校(専攻科を含む)」が4.2%、「その他」が0.1%となっています。ここから、介護福祉士国家試験の受験者は、介護現場で働いている方が多数を占めているということが分かります。
なお、筆記試験は、120点満点中、約6割(約72点)が合格の目安とされています。第24回の合格点が75点だったことを踏まえると、安心して合格するには、7割(84点)を目指すのがよいと考えられます。
(けあサポ編集部)