試験について
試験科目の“演習を含む”は、どういう意味?(2008/09/02)
試験科目で『社会福祉援助技術(演習を含む)』とあるのですが、この“演習を含む”とはどういう意味なのでしょうか。
(かずさん)
カリキュラムに配慮した表記です
介護福祉士を養成するために、国によって決められている現行のカリキュラムとして「社会福祉援助技術」と「社会福祉援助技術演習」という2つの科目があります。同じような科目名ですが、簡単に言えば前者が理論、後者が実践というところでしょうか。具体的な例をあげてみると「社会福祉援助技術」でケアマネジメント(在宅・施設)等についての考え方を学び、あるケースについて「社会福祉援助技術演習」で実際にアセスメントや援助計画を立ててみる、といった感じです。この2つの科目は互いに補完しあっていて、両方を履修することによって「援助技術」が身につくと考えられているのでしょう。そのためカリキュラム上は2つの科目として独立していますが、実質的にはひとつの内容となっている科目なのです。
従って国家試験の試験科目としては1科目となっていますが、カリキュラムに配慮して「(演習を含む)」という表記になったのだと思います。
従って国家試験の試験科目としては1科目となっていますが、カリキュラムに配慮して「(演習を含む)」という表記になったのだと思います。
(回答者:齋藤俊)