試験について

　介護福祉士の国家試験を受けられるのは、以下のうちのどれかに当てはまる人です。
（１）介護の仕事で３年以上の実務経験を積んだ人
（２）福祉系の高等学校で、所定の単位を取って卒業した人
（３）福祉系の高等学校専攻科（２年以上）で、所定の単位を取って卒業した人

　実務経験として認められるのは特別老人ホームなどの老人福祉施設、身体障害者療護施設、身体障害者更生施設、ホームヘルプサービスなどでの勤務経験ですが、施設や業務の範囲、日数などについては細かく定められています。詳しくは「財団法人社会福祉振興・試験センター」のホームページで確認してください。
　なお、指定の養成施設を卒業すれば国家試験を受ける必要はありません。養成施設には大学、短大、専門学校などさまざまなタイプがあり、取得できる単位の種類や修業年数も異なりますので、自分に合うコースを選びましょう。