お金と制度
訪問リハビリテーションで散歩につきそってもらえますか?
父は現在、デイケアを週2回利用しています。その他に週2回病院で歩行のリハビリを受けています。四点杖で20メートルくらいは歩けます。父は病院だけでなく、自宅でも歩行訓練(散歩)をしたいと思っているのですが、介助者が居ないと不安だとも言っています。この場合、訪問リハビリテーションで、散歩などに付き添っていただくことができるのでしょうか。
すながさん〈女性〉より
自宅周辺での「歩行訓練」なら申し出は可能です。まずは医師かケアマネジャーに相談してください
ご質問、ありがとうございます。
まず、「訪問リハビリテーション」について説明します。
介護保険で行う訪問リハビリテーションとは、通院が困難な方に対して、理学療法士などが自宅に訪問して行う、理学療法、作業療法などのリハビリテーションをいいます。
どのようなとき(人)に利用できるのかといいますと、(1)ケアプランが作成されており、(2)主治医が(利用者の)病状が安定していて、ご自宅で理学療法、作業療法などのリハビリテーションが必要と認めた場合に利用できます。
通所ではなく、自宅で行うリハビリテーションのメリットは、普段利用している自分のベッド上で寝返りや起き上がりのリハビリができたり、家族に介助法の指導などができる点です。具体的には、次のようなリハビリテーションを行います。(1)関節の変形拘縮の改善、(2)寝返りなどの体位変換・介助方法の指導、(3)起きあがりや座る訓練・介助方法の指導、(4)立ち上がり・歩行訓練、(5)食事訓練・介助方法の指導、(6)泄動作訓練・介助方法の指導、(7)福祉用具・住宅改造についてのアドバイス。
さて、ご質問の訪問リハビリテーションで散歩に付き添ってくれるかということですが、個人的な散歩に付き添うことはできないと思います。しかし、散歩ということではなく、自宅やその周辺といった実際生活している空間の中で、「歩行訓練」をするために、訪問リハビリテーションを利用したいと申し出ることは可能だと思います。
いずれの場合も、介護保険で訪問リハビリテーションを行う場合は、医師の指示とケアプラン、理学療法士などの訓練計画が必要になりますので、まずは、医師かケアマネジャーに相談することをおすすめします。 なお、医療保険対応による訪問リハビリテーションもあります。この場合、ケアプランに盛り込まれる必要はありません。
まず、「訪問リハビリテーション」について説明します。
介護保険で行う訪問リハビリテーションとは、通院が困難な方に対して、理学療法士などが自宅に訪問して行う、理学療法、作業療法などのリハビリテーションをいいます。
どのようなとき(人)に利用できるのかといいますと、(1)ケアプランが作成されており、(2)主治医が(利用者の)病状が安定していて、ご自宅で理学療法、作業療法などのリハビリテーションが必要と認めた場合に利用できます。
通所ではなく、自宅で行うリハビリテーションのメリットは、普段利用している自分のベッド上で寝返りや起き上がりのリハビリができたり、家族に介助法の指導などができる点です。具体的には、次のようなリハビリテーションを行います。(1)関節の変形拘縮の改善、(2)寝返りなどの体位変換・介助方法の指導、(3)起きあがりや座る訓練・介助方法の指導、(4)立ち上がり・歩行訓練、(5)食事訓練・介助方法の指導、(6)泄動作訓練・介助方法の指導、(7)福祉用具・住宅改造についてのアドバイス。
さて、ご質問の訪問リハビリテーションで散歩に付き添ってくれるかということですが、個人的な散歩に付き添うことはできないと思います。しかし、散歩ということではなく、自宅やその周辺といった実際生活している空間の中で、「歩行訓練」をするために、訪問リハビリテーションを利用したいと申し出ることは可能だと思います。
いずれの場合も、介護保険で訪問リハビリテーションを行う場合は、医師の指示とケアプラン、理学療法士などの訓練計画が必要になりますので、まずは、医師かケアマネジャーに相談することをおすすめします。 なお、医療保険対応による訪問リハビリテーションもあります。この場合、ケアプランに盛り込まれる必要はありません。