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看護診断の看護過程ガイド――ゴードンの機能的健康パターンに基づくアセスメント

内容紹介

  • ●看護過程を考えるプロセスが理解できる!
    情報収集やアセスメント,看護問題の抽出,看護診断の確定に至るまで,看護過程のキホンをステップ方式で解説しました。
  • ●アセスメントと看護診断がつながる!
    ゴードンの11の機能的健康パターン別のアセスメントのポイントとともに,看護問題から看護診断への変換をスムーズに行うための手順がわかります。
  • ●実習でよく出会う看護診断の展開方法がわかる!
    解説と事例を用いて,ゴードンの11の機能的健康パターンの枠組みにそって,情報収集・アセスメントを行い,看護問題を抽出し、看護診断への変換を図るプロセスを示しました。S情報,O情報,考えられるアセスメント,関連する看護診断を示し,それに続いて「感染リスク状態」「皮膚統合性リスク状態」などの実習でよく出会う11の看護診断について事例を用いて展開しました。

編集者から読者へのメッセージ

学生さんから看護診断につながるアセスメントについて分からないから,詳しく説明している本が欲しいと言われて作成した書籍です。その学生さんはすでに卒業してしまい,間に合いませんでしたが…。
第1章で看護過程,看護診断,ゴードンの11の機能的健康パターンの基本的な知識を解説してから,第2章でゴードンの機能的健康パターン別にアセスメントのポイントを示し,事例で,どのようにしてNANDA-I看護診断をつけることができるかを解説しています。
授業や実習で活用していただければ幸いです。

主な目次

第1章 看護過程総論:看護を計画的・効率的に行うキホン
1.看護過程とは
2.看護過程の実施方法
3.看護診断の必要性
4.ゴードンの11の機能的健康パターンの基礎知識

第2章 看護診断のアセスメント各論:解説と事例展開
1.健康知覚-健康管理
2.栄養-代謝
3.排泄
4.活動-運動
5.睡眠-休息
6.認知-知覚
7.自己知覚-自己概念
8.役割-関係
9.セクシュアリティ-生殖
10.コーピング-ストレス耐性
11.価値-信念

第3章 よい看護記録の書き方のポイント:看護記録を改善することは看護過程を見つめなおすこと

著者情報

上野栄一・西田直子=編集

上野栄一=奈良学園大学保健医療学部学部長・研究科長・教授/西田直子=京都先端科学大学 健康医療学部看護学科客員研究員