メニュー(閉じる)
閉じる

ここから本文です

精神・発達障害がある人の経済的支援ガイドブック

内容紹介

  • ○精神障害や発達障害など、生活のしづらさを抱えている人の生活を支えるには、その経済的基盤を整えることが欠かせません。
  • ○本書はその大きな柱である障害年金などのしくみ、制度と制度との関係、利用する際の留意点や支援者の視点などを、支援の最前線にいる、弁護士、税理士、社会保険労務士、ファイナンシャル・プランナー、ソーシャルワーカーといった多様な執筆陣によって解説します。
  • ■障害年金、生活保護、雇用保険、労災、遺言、高額療養費などのほか、心身障害者扶養共済制度、税(所得税、住民税、相続税、自動車税)と控除まで、そのしくみと手続きを紹介

編集者から読者へのメッセージ

「生活」には、「お金」が欠かせません。精神障害や発達障害など、生活を送るうえで生きづらさを抱えている人の経済的支援にあたっては、実はさまざまなしくみが用意されています。本書はそれをとりあげるとともに、単に、制度・施策を紹介するにとどまらず、具体的な手続き、支援における専門職の視点やポイント、留意点などを、80のQ&Aを通じ、社会保険労務士、税理士、弁護士、ファイナンシャル・プランナー、ソーシャルワーカーなどの多様な専門書が解説しています。
「こんなこともできるのか」「こんな方法もあるのか」というような内容のQも紹介しています。

主な目次

第1章 精神障害・発達障害がある人の暮らしの特徴と経済的支援
第2章 経済的支援の理解と実際
1)制度を利用するために/2)生活費を保障する・収入を増やす/3)出費(支出)を減らす・家計の負担を軽くする/4)将来に備える/5)生活を支援する など
第3章 経済的支援につなぐためのQ&A
障害年金/生活保護/傷病手当金/労働者災害補償保険/雇用保険/所得控除/生活福祉資金/高額療養費、医療費の助成/交通機関の運賃の割引/心身障害者扶養共済制度/遺言/家計管理・財産管理の支援/障害者総合支援制度と介護保険制度 など

著者情報

青木 聖久(あおき きよひさ)
 日本福祉大学福祉経営学部医療・福祉マネジメント学科教授/精神保健福祉士

赤岩 綾(あかいわ あや)
 税理士/公認会計士/精神保健福祉士(おふぃすあかいわ)

東 奈央(あずま なお)
 弁護士(つぐみ法律事務所)

荒川 豊(あらかわ ゆたか)
 精神保健福祉士/ソーシャルワーカー(豊科病院、松本大学非常勤講師)

石川 智(いしかわ さとし)
 ファイナンシャル・プランナー(オフィス石川)、精神保健福祉士(特定相談支援事業所ウエルジョブ相談支援センター)

彼谷 哲志(かや さとし)
 相談支援専門員/精神保健福祉士/精神障がいピアサポート専門員(特定非営利活動法人あすなろ)

高橋 裕典(たかはし やすのり)
 社会保険労務士(高橋社会保険労務管理事務所)