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改訂 事例で学ぶアセスメントとケアプラン作成
OCMAシートを活用したケアマネジメント実践

内容紹介

「適切なケアマネジメント手法」で取り上げられている疾患別ケアプランの具体例をOCMAシート(大阪介護支援専門員協会作成)に沿って紹介

本書は、大阪介護支援専門員協会が独自に作成したアセスメントツール「OCMAシート」を活用して、利用者の状態像や生活状況を体系的にアセスメントし、ケアプラン作成につながるポイントを分かりやすくまとめています。

今回の改訂版発行にあたり、2024年度から施行される介護支援専門員法定研修の新カリキュラムに対応した内容としたことで、読者の利便性向上を図りました。
具体的には、カリキュラム改正により介護支援専門員の全法定研修に位置付けられた「適切なケアマネジメント手法」で取り上げられている5疾患<脳血管疾患、認知症、大腿骨頸部骨折、心疾患、誤嚥性肺炎の予防>のケアプランを【第2部 実線編】に盛り込んだ点が特徴的です。
また、【第3部 資料編】には、居宅サービス計画書様式と、これまで収載していなかった施設サービス計画書様式を新たに収載し、資料の充実を図っています。

OCMAシートを活用することで、利用者の状態像と生活状況を具体的にアセスメントし、利用者の可能性を引き出すことで、ケアプランの方向性を導き出す一助となる本です。

編集者から読者へのメッセージ

「OCMAシート」は、項目ごとに利用者の「できていること、できること、できないこと」の現状を明らかにし、その能力、可能性、背景、要因を推測できるような仕組みとなっています。そのため、利用者のポジティブな面もネガティブな面も包摂的にアセスメントすることができます。利用者の具体的な状況が理解できることで、一人ひとりに適したケアプランの作成につなげることができる点が本書の最大の利点といえるでしょう。
「どのようにアセスメントしたらよいかわからない」「ケアプランにどうやって落とし込もう?」このような悩みを解決するべく、本書を活用していただければ幸いです。

主な目次

第1部 総論編
 1「OCMAシート」作成の経緯
 2介護支援専門員の役割について
 3アセスメントとケアマネジメントプロセス
 4OCMAシートの使い方
 5アセスメントシート記入要領
 6OCMAシート記入例
第2部 実践編
 1OCMAシートを活用した事例
  Aさんの事例「脳血管疾患のある人の事例」
  Bさんの事例「認知症のある人の事例」
  Cさんの事例「大腿骨頸部骨折のある人の事例」
  Dさんの事例「心疾患のある人の事例」
  Eさんの事例「誤嚥性肺炎の予防の事例」
第3部 資料編
 1OCMAシート様式集
 2課題整理総括表の様式と記載要領
 3居宅サービス計画書様式・評価表
 4施設サービス計画書様式
 5日常生活自立度

著者情報

大阪介護支援専門員協会