介護レクリエーションの“困った”を解決! 場面に応じた多彩なプログラムを紹介

2026/04/13

 日々の業務に追われる介護現場において、レクリエーション(以下、レク)の時間は頭を悩ませる種になりがちです。「人手が足りなくて見守りができない」「準備をする時間がない」といった理由から、実施をあきらめてしまうこともあるのではないでしょうか。


 しかし、レクには利用者の身体機能を維持したり、笑顔を引き出したりする大切な役割があります。今回は、「レクが盛り上がらない」という困った状況でも実施できるプログラムをご紹介します。

 

監修者・著者プロフィール

尾渡 順子 (おわたり じゅんこ) 医療法人中村会介護老人保健施設あさひな勤務。認知症介護レクリエーション実践研究会所属。介護福祉士、社会福祉士、介護支援専門員、認知症ケア上級専門士などの資格を持つ。2014年に米国でアクティビティディレクター資格を取得。現場で働く傍ら、レクリエーションや認知症ケア、コミュニケーションに関する研修講師や執筆活動も精力的に行っている。著書に『認知症の人を元気にする言葉かけ、不安にさせる言葉かけ』(中央法規出版)など多数。


レクが「盛り上がらない」とお悩みではありませんか?

 介護現場でのレクの時間は利用者の楽しみの一つです。しかし、毎日実施しているとネタが尽きてしまったり、いつも同じような内容でマンネリ化してしまったりすることがあります。 「準備したけれど反応がいまいちだった」「参加者が退屈そうにしている」といった「レクが盛り上がらない」という悩みは、多くの介護職の方が抱えているのではないでしょうか。
 そんな時にこそおすすめしたいのが、今回ご紹介する「攻めて守って!うっかりホッケー」です。 単純なルールながら、チームで協力して攻防を行うため、自然と熱が入り、盛り上がること間違いなしのプログラムです。

 

おすすめレク:「攻めて守って! うっかりホッケー」

【場所】室内
【人数】6人~
【準備するもの】
・500mlのペットボトル×8
・カラーテープ(赤、青)
・太めのプールスティック(長さ100㎝~120㎝程度)×人数分
・ボール(直径10㎝程度の体にあたっても痛くないもの)

 

★ペットボトルには少量の水を入れ、チームの色に応じてカラーテープ(赤、青
を巻き付けましょう。


【遊び方】

1. 参加者は3名ずつの2チームに分け、互いに向かい合うように座ります。各チームの足元には、ピン代わりとなる「少量の水を入れたペットボトル」を4本ずつ準備します。

 

 

2. 参加者は、相手チームのペットボトルをねらってプールスティックを使ってボールを打ちます。

 

 

3. 相手チームからのボールはプールスティックを使って守ります。勢い余って自分のチームのペットボトルを倒してしまうこともあるでしょう。

 

 

4. 相手チームのペットボトルをすべて先に倒し終えたチームの勝ちです。

 


レクは「がんばりすぎない」ことが大切

 レクのマンネリ化や企画に負担を感じている方は、「もっと楽しませなければ」「凝ったものを準備しなければ」とハードルを上げすぎているかもしれません。
 大切なのは、利用者の皆さんが笑顔になり、少しでも体を動かしたり、心を動かしたりすることです。まずは今日から、無理なくできるプログラムを取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

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