動画でわかる! TEACCHプログラムに基づく 「自立課題」の作り方と実践のポイント 第18回

2026/06/10

同じ文字の仲間を見つけよう!(マグネット課題)

※画像をクリックすると解説動画が見られます

「自立課題」は、TEACCHプログラムの実践手法の一つで、特別支援学校や福祉施設において自閉症や知的障害のある方々の日課・プログラムの軸となるものです。本連載では、身近で手軽な素材を使った自立課題を紹介します。


【執筆】
林大輔
社会福祉法人大府福祉会 たくと大府 施設長
社会福祉士、公認心理師
TEACCHプログラム研究会愛知支部代表
自閉症・行動障害をもつ方々を支援する現場の最前線で日々実践に携わる。これまでに製作した自立課題の数は600点以上。

 


目的・こんな人

〇文字には字体があることを理解するために
〇細かな違いを見分けることができる人に

 

ここに注目

〇字体に注目しやすいよう、背景等の余計な刺激がありません。
〇同じ字体を並べることで文字の統一感を感じることができます。

 

やり方

小ケースにマグネットで書かれた文字があります。ホワイトボードには見本となる字体があらかじめ書かれているので、同じ字体の文字を見つけて適切な位置に貼り付けます。

 

ゴール

同じ字体の文字で「たくと大府」と貼り付けることができたらゴールとなります。

 

視覚的構造化を盛り込む作り方

視覚的指示

ホワイトボードにあらかじめ印字してある字体が見本となっている。

 

視覚的明瞭化

白地に文字だけという作りで文字に注目しやすい

 

視覚的組織化

枠にピッタリマグネットが収まるサイズになっている。

 

作り方のポイント・ヒント

同じ文字を比較して見てほしいので、「たくと大府」なら、すべて「たくと大府」という文字でそろえて作りましょう。


もっと自立課題を知りたい方は

中央法規出版からは以下の書籍を刊行しています。

 

TEACCHプログラムに基づく 自閉症児・者のための自立課題アイデア集
身近な材料を活かす95例

2019年3月発行
諏訪利明=監修/林 大輔=著
» 詳細

TEACCHプログラムに基づく 自閉症・知的障害児・者のための自立課題アイデア集 第2集
目的別に選べる102例

2023年4月発行
諏訪利明=監修/林 大輔=著
» 詳細