動画でわかる! TEACCHプログラムに基づく 「自立課題」の作り方と実践のポイント 第16回

2026/04/10

動物にエサをあげましょう(シューボックス課題)

※画像をクリックすると解説動画が見られます

「自立課題」は、TEACCHプログラムの実践手法の一つで、特別支援学校や福祉施設において自閉症や知的障害のある方々の日課・プログラムの軸となるものです。本連載では、身近で手軽な素材を使った自立課題を紹介します。


【執筆】
林大輔
社会福祉法人大府福祉会 たくと大府 施設長
社会福祉士、公認心理師
TEACCHプログラム研究会愛知支部代表
自閉症・行動障害をもつ方々を支援する現場の最前線で日々実践に携わる。これまでに製作した自立課題の数は600点以上。

 


目的・こんな人

〇自立課題活動の導入として
〇小さい部品をつまめる人に

 

ここに注目

〇プットインはさまざまなバリエーションで目先を変えることができます。
〇動物にエサをやる楽しみを絡めることで取り組む気持ちを引き出します。

 

やり方

エサとなる食べ物フィギュアがたくさんあります。自分の好きな動物の口の中に食べ物を入れます。どの動物に何を食べさせてもかまいません。

 

ゴール

すべてのエサを食べさせることができたらゴールです。

 

視覚的構造化を盛り込む作り方

視覚的指示

動物の口が開いているので、そこに入れるのだろうとわかる。

 

視覚的明瞭化

大きな口を開けた動物のイラストを選んでいる。

 

視覚的組織化

動物たちはトレーの中で固定されていて、口にエサを入れやすい。

 

作り方のポイント・ヒント

エサの数は自由に調整することができます。動物によって、食べるエサを指定して難易度を上げることもできます。


もっと自立課題を知りたい方は

中央法規出版からは以下の書籍を刊行しています。

 

TEACCHプログラムに基づく 自閉症児・者のための自立課題アイデア集
身近な材料を活かす95例

2019年3月発行
諏訪利明=監修/林 大輔=著
» 詳細

TEACCHプログラムに基づく 自閉症・知的障害児・者のための自立課題アイデア集 第2集
目的別に選べる102例

2023年4月発行
諏訪利明=監修/林 大輔=著
» 詳細