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月イチ確認テスト
前の月の「今日の一問一答」から20問を厳選。時間をおいて解くことで、記憶に定着したかどうかもわかります。復習できているかのチェックも兼ねて満点を目指しましょう!
2024年10月分の確認テスト
2024年11月15日
内容が正しい場合には、誤りの場合にはにチェックして下さい。
設問 1 |
2017年(平成29年)の「地域力強化検討会」の最終とりまとめにおいて、縦割りの支援を当事者中心の「丸ごと」の支援とする等の包括的な支援体制の整備の必要性が示された。 |
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設問 2 |
社会福祉法では、市町村社会福祉協議会が、ボランティアコーディネーターを配置しなければならないとされている。 |
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設問 3 |
「生活支援コーディネーター」(地域支え合い推進員)は、専門職として社会福祉協議会に配置されなければならない。 |
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設問 4 |
社会福祉協議会が地域において行う福祉調査では、障害のある当事者のニーズを把握するため、フォーカスグループインタビューを行った。 |
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設問 5 |
「障害者総合支援法」に基づくサービス管理責任者は、指定障害福祉サービスの提供に係る管理を行う者として配置されている。 |
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設問 6 |
知的障害者福祉法において、知的障害者更生相談所には、社会福祉主事を置かなければならないと規定されている。 |
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設問 7 |
「精神保健福祉法」に規定される措置入院では、本人に自傷他害のおそれがあると認めた場合、都道府県知事の権限に基づき入院させることができる。 |
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設問 8 |
「障害者差別解消法」では、「合理的配慮の提供」について、国・地方公共団体等と民間事業者に、共に義務が課されている。 |
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設問 9 |
事業主は、身体障害者及び知的障害者を雇用する法的義務を負うが、精神障害者については雇用するよう努めればよい。 |
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設問 10 |
保護司は、保護観察対象者の居住先を訪問することは禁じられている。 |
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設問 11 |
更生保護施設は、更生緊急保護の対象者に限って収容保護を行う。 |
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設問 12 |
生活困窮者自立支援制度は、更生保護対象者には適用される。 |
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設問 13 |
社会復帰調整官は、保護観察所に配属されている。 |
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設問 14 |
石井十次が創設した岡山孤児院は、日本におけるセツルメント活動に大きな影響を及ぼした。 |
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設問 15 |
アドボカシーとは、サービス提供機関が利用者に訴えられた場合に、サービス提供機関の権利を代弁することである。 |
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設問 16 |
セルフアドボカシーとは、クライエントが自らの権利を主張していく活動である。 |
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設問 17 |
ニィリエ(Nirje,B.)は、ノーマライゼーションの原理を八つに分けて整理した。 |
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設問 18 |
バイステック(Biestek,F.)の援助関係の原則のうち「統制された情緒的関与の原則」とは、ソーシャルワーカー自身が自らの情緒的混乱をコントロールできるようにすることである。 |
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設問 19 |
リファーラルとは、支援が望まれると判断された人々を、地域の関係機関等が支援提供機関などに連絡し、紹介することである。 |
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設問 20 |
ソーシャルアクションとは、地域の問題について、専門家と共に住民がグループでの取組を通して問題解決を図れるようにするものである。 |
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採点結果
あなたの得点は | — | 点です。 |
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問題と解答・解説
設問 1 |
2017年(平成29年)の「地域力強化検討会」の最終とりまとめにおいて、縦割りの支援を当事者中心の「丸ごと」の支援とする等の包括的な支援体制の整備の必要性が示された。 |
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正しい答えは『』
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「地域力強化検討会」の最終とりまとめでは、包括的な支援体制の整備の必要性が示された。 |
設問 2 |
社会福祉法では、市町村社会福祉協議会が、ボランティアコーディネーターを配置しなければならないとされている。 |
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正しい答えは『』
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ボランティアコーディネーターは、社会福祉協議会のボランティアセンターや民間のボランティア協会、福祉施設や病院、大学のボランティアセンターなどで配置が進んでいるが、特定の組織に配置を義務づける法令上の規定はない。 |
設問 3 |
「生活支援コーディネーター」(地域支え合い推進員)は、専門職として社会福祉協議会に配置されなければならない。 |
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正しい答えは『』
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生活支援コーディネーター(地域支え合い推進員)の配置先は、社会福祉協議会に限定されていない。生活支援コーディネーターの職種や配置場所については、一律に限定せず、地域の実情に応じた多様な主体を活用することが期待されている。 |
設問 4 |
社会福祉協議会が地域において行う福祉調査では、障害のある当事者のニーズを把握するため、フォーカスグループインタビューを行った。 |
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正しい答えは『』
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障害のある当事者等、特定のカテゴリに属する集団のニーズを把握する上で、フォーカスグループインタビューは有効である。 |
設問 5 |
「障害者総合支援法」に基づくサービス管理責任者は、指定障害福祉サービスの提供に係る管理を行う者として配置されている。 |
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正しい答えは『』
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設問のとおり。サービス管理責任者がおかれる指定障害福祉サービス事業者は、療養介護、生活介護、自立訓練(機能訓練)、自立訓練(生活訓練;宿泊型訓練を含む)、就労移行支援、就労継続支援A型、就労継続支援B型、就労定着支援、自立生活援助、共同生活援助を実施するものである。 |
設問 6 |
知的障害者福祉法において、知的障害者更生相談所には、社会福祉主事を置かなければならないと規定されている。 |
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正しい答えは『』
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社会福祉主事ではなく、知的障害者福祉司を置かなければならない(知的障害者福祉法第13条第1項)。また、市町村が設置する福祉事務所においても、知的障害者福祉司を置くことができる(同条第2項)。 |
設問 7 |
「精神保健福祉法」に規定される措置入院では、本人に自傷他害のおそれがあると認めた場合、都道府県知事の権限に基づき入院させることができる。 |
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正しい答えは『』
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設問のとおり。措置入院は、2人以上の精神保健指定医が、精神障害のため自傷他害のおそれがあると認めた場合に、都道府県知事の権限により行われる入院形態である(精神保健福祉法第29条第1項及び第2項)。 |
設問 8 |
「障害者差別解消法」では、「合理的配慮の提供」について、国・地方公共団体等と民間事業者に、共に義務が課されている。 |
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正しい答えは『』
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「合理的配慮の提供」については、国・地方公共団体に義務(障害者差別解消法第7条第2項)、民間事業者には努力義務(同法第8条第2項)が課されている。 |
設問 9 |
事業主は、身体障害者及び知的障害者を雇用する法的義務を負うが、精神障害者については雇用するよう努めればよい。 |
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正しい答えは『』
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障害者雇用率制度の対象障害者は、身体障害者、知的障害者又は精神障害者(精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている者に限る)である(障害者雇用促進法第37条第2項)。 |
設問 10 |
保護司は、保護観察対象者の居住先を訪問することは禁じられている。 |
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正しい答えは『』
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保護観察における指導監督では、面接その他の適当な方法により保護観察対象者と接触を保ち、その行状を把握する(更生保護法第57条)。接触方法の一つとして、保護司が保護観察対象者の居住先を訪問することが行われている。 |
設問 11 |
更生保護施設は、更生緊急保護の対象者に限って収容保護を行う。 |
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正しい答えは『』
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更生保護施設は利用者を更生緊急保護の対象となる者に限定していない。保護観察に付されている者、労役場からの出場者、少年院から仮退院を許された者など、幅広く受け入れをしている(更生保護事業法第2条)。 |
設問 12 |
生活困窮者自立支援制度は、更生保護対象者には適用される。 |
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正しい答えは『』
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設問のとおり。更生保護対象者の中には、矯正施設出所後に経済的に困窮する者も少なくない。更生保護法に基づく支援を行っても、なお自立に向けた支援が必要な場合もある。 |
設問 13 |
社会復帰調整官は、保護観察所に配属されている。 |
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正しい答えは『』
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設問のとおり。社会復帰調整官は、保護観察所に配属される国家公務員である。精神障害者の保健及び福祉等に関する専門的知識に基づき、心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った人の社会復帰を促進するため、生活環境の調査や調整、精神保健観察等の業務を行う(医療観察法第19条及び第20条)。 |
設問 14 |
石井十次が創設した岡山孤児院は、日本におけるセツルメント活動に大きな影響を及ぼした。 |
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正しい答えは『』
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石井十次は、「無制限(収容)主義」を掲げ、孤児を救済する民間事業である岡山孤児院を設立し、日本におけるセツルメント活動に大きな影響を及ぼした。 |
設問 15 |
アドボカシーとは、サービス提供機関が利用者に訴えられた場合に、サービス提供機関の権利を代弁することである。 |
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正しい答えは『』
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アドボカシーは、サービス提供機関ではなく、サービス利用者の権利を代弁し、サービス利用者の利益を守ることを第一に考えるものでなければならない。 |
設問 16 |
セルフアドボカシーとは、クライエントが自らの権利を主張していく活動である。 |
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正しい答えは『』
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権利擁護としての活動をクライエントが自ら行うことを意味している。高齢であっても障害等があっても、自らの力で権利を主張する力をもっているという認識が必要であり、もともと有しているその力をクライエント自らが取り戻していこうとするアドボカシーの形態である。 |
設問 17 |
ニィリエ(Nirje,B.)は、ノーマライゼーションの原理を八つに分けて整理した。 |
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正しい答えは『』
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ニィリエ(スウェーデン)は、ノーマライゼーションの八つの原理を示し、社会がその実現に向けて取り組む必要性を示した。ノーマライゼーションの育ての親とも呼ばれている。 |
設問 18 |
バイステック(Biestek,F.)の援助関係の原則のうち「統制された情緒的関与の原則」とは、ソーシャルワーカー自身が自らの情緒的混乱をコントロールできるようにすることである。 |
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正しい答えは『』
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統制された情緒的関与の原則とは、クライエントの共感的な反応を得たいというニーズを充足するために、ソーシャルワーカー自身が自分の感情を自覚してコントロールする(吟味する)ことである。 |
設問 19 |
リファーラルとは、支援が望まれると判断された人々を、地域の関係機関等が支援提供機関などに連絡し、紹介することである。 |
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正しい答えは『』
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クライエントから相談を受けた機関が、すべてのニーズに対応できるわけではない。一つの機関で対応できない際は、クライエントのニーズに応じて適切な関係機関に連絡し、紹介することが求められる。 |
設問 20 |
ソーシャルアクションとは、地域の問題について、専門家と共に住民がグループでの取組を通して問題解決を図れるようにするものである。 |
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正しい答えは『』
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ソーシャルアクションとは、不利益を被っている人々の状況を改善するため、ソーシャルワーカー等の専門家が運動家、アドボケーター、ファシリテーター、コーディネーター等の役割を担い、陳情・請願や訴訟、デモンストレーション等の示威行動を住民や当事者と共に行い、公共政策の意思決定に何らかの影響力を与えようとする行動である。 |
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