☆精神保健福祉士になるには
2025.03.31

精神保健福祉士の仕事や資格受験ルートなどを紹介!
精神保健福祉士は、精神的な障害のある人の相談に応じ、生活にかかわるさまざまな支援を行う国家資格の専門職です。
精神保健福祉士とは?
精神保健福祉士は、心に病を抱えた人がスムーズに生活を営めるように、日常生活や社会参加に関する相談に応じ、助言や必要な訓練、環境調整などを行う専門職です。1997年の「精神保健福祉士法」施行に伴って誕生し、2005年の「障害者自立支援法」の制定、2012年の「障害者総合支援法」の制定を受けて、医療・保健・福祉にまたがる専門職として活躍の場が広がっています。
仕事の内容は?
精神保健福祉士の仕事は、精神的な障害のある人の生活を支えることです。精神科病院では入院から退院までの相談に応じ、退院後の生活を送るためのさまざまな支援を行います。また、家族や関係機関との連絡調整を行い、社会参加など暮らしに広がりがもてるように支援します。地域では、相談支援や生活訓練、就労支援などに取り組みます。また、精神保健福祉センターや保健所などの行政機関で住民のメンタルヘルス啓発活動にも携わります。
どんな人を対象に、どんなところで働くの?
<対象>
精神障害のある人、メンタルヘルスの課題をかかえる人、およびその家族など
<職場>
医療機関(精神科病院・診療所、総合病院精神科)、生活支援にかかわる機関(相談支援事業所、地域活動支援センター、グループホーム、就労移行支援事業所、就労継続支援事業所(A型、B型)、自立訓練事業所、救護施設、児童養護施設等)、行政機関(自治体・保健所、福祉事務所、精神保健福祉センター)、司法施設(保護観察所等、矯正施設)、その他(社会福祉協議会、ハローワーク、介護保険関連施設、教育機関、企業)など
資格を取るまでの道のりは?
精神保健福祉士の資格を得るためには、「精神保健福祉士国家試験」に合格しなければなりません。国家試験を受けるまでには11の道のりがあり、大きくは大学等で指定科目を履修する、短大等で指定科目を履修して実務1~2年を経験する、養成施設を経るという3つのルートに分けられます。
(注意1)
「短期養成施設」「一般養成施設」(以下、「養成施設等」という。)の入学に必要な学歴・相談援助実務等は、各「養成施設等」において審査・決定を行ないますので、ご希望の各「養成施設等」にお問い合わせください。
また、「実習科目免除」の可否につきましてもご希望の各「養成施設等」にお問い合わせください。
(注意2)
「5年以上の実務経験者で、厚生労働大臣が指定した講習会を修了した者」(法附則第2条)で受験資格を取得した者が試験を受けることができるのは、平成15年3月31日(第5回試験)までです。
平成15年4月1日(第6回)以降の試験は受けることができません。
受験資格の詳細は、 こちら を参照ください。
精神保健福祉士国家試験について
国家試験は、年1回行われます。試験の形式は、筆記試験です。
試験科目
筆記試験科目は、次の18科目です。なお、1~12までの12科目については、社会福祉士との共通科目となっています。
- 1.医学概論
- 2.心理学と心理的支援
- 3.社会学と社会システム
- 4.社会福祉の原理と政策
- 5.社会保障
- 6.権利擁護を支える法制度
- 7.地域福祉と包括的支援体制
- 8.障害者福祉
- 9.刑事司法と福祉
- 10.ソーシャルワークの基盤と専門職
- 11.ソーシャルワークの理論と方法
- 12.社会福祉調査の基礎
- 13.精神医学と精神医療
- 14.現代の精神保健の課題と支援
- 15.精神保健福祉の原理
- 16.ソーシャルワークの理論と方法(専門)
- 17.精神障害リハビリテーション論
- 18.精神保健福祉制度論
第27回(令和6年度)受験データ(厚生労働省発表)
受験者数/6,642人
合格者数/4,694人
合格率/70.7%
出題基準・合格基準については、 こちら をご参照ください。
資格取得等に関する問い合わせ先
【 公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 】
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1-5-6 SEMPOSビル
国家試験情報専用電話 TEL 03-3486-7559