◎介護福祉士 わたしの合格体験記(第4回)
2025.10.27
介護福祉士国家試験の受験体験談をご紹介!今回は10月からの勉強について!

とまと さん
現在の職業:区役所のケースワーカー
受験時の職業:大学生
第37回試験受験⇒合格!(受験回数:1回)
合格へのカギ
・過去問を1週間のルーティンにして解く!
・選択肢の○×の根拠を確認する!
今の職業を選んだ理由
大学を選ぶときに「せっかく4年間勉強するなら、頑張った結果を何か形に残したい」と思っていました。また、元からお年寄りとの交流も好きだったので、「介護福祉士」や「社会福祉士」の受験資格を得られる学科に進みました。
…あとは、推しがさまざまな資格をもっていて、その姿にちょっと憧れもあったんですよね(笑)
それから大学在学中、進路に悩んでいた時に、先生から「あなたは好奇心がおうせいなタイプだから、色んな経験ができる仕事が向いているのでは?」とケースワーカーを勧めてもらい、今に至ります。
いつから勉強を始めましたか?
本腰を入れ始めたのは10月くらいからです。社会福祉士とのダブル受験をしたので、それまでは社会福祉士をメインに勉強していました。
10~11月の勉強スタイルは?
10~11月は、①大学での受験対策セミナー(週1~2回、授業の空きコマに開催)、②友達との過去問自主勉強会、③大学の宿題の3つをメインに勉強していました。
特に①でいただいたプリントや資料が見やすくまとまっていて、試験当日までとても役立ちました。
②は①のセミナーのあとになんとなく友達と集まって、問題を軽く解く感じでした。あまり時間をかけず、長くても1時間くらいにしていました。
12月の勉強スタイルは?
過去問7daysルーティン
12月に入ってからは、「過去問7daysルーティン」を実施しました。
これは
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①過去問5年分を毎日1年分ずつ、実際の試験時間通りに解く(5日) ②①の中で間違えた問題を全部解く(1日) ③5年分の問題を全部解く(1日) |
のルーティンを1週間でこなすというものです。ちなみにこの時期の勉強時間は1日10時間くらいでした。
①では、できなかったところを翌日最初に解いて、全部クリアできたら次の年の問題にとりかかるようにしていました。
③は、問題をパッと見て、迷わず○×を判断できるようになる訓練として行っていました。
過去問を何度も解くことで、よく出る項目や形式のパターンをつかむことができ、試験本番でも「○年の過去問で見た!」と感じる問題がけっこう多かったです。
その他、役に立った勉強法
学校で2か月に1回くらいのペースで模擬試験があり、その後に必ず「×の選択肢の間違っている理由を書いて提出する」ことが決められていました。
ちょっと大変でしたが、この作業のおかげで試験中「あの模試でここが間違いって書いたなあ」と思い出すことができ、役に立ったと思っています。
実は…受験対策本を買わずに乗り切りました
普通、受験対策というと「とりあえず過去問解説集は購入する」のが定番だと思います。でも、色んな出版社から出ていて、どれが自分に向いているか迷っているうちに時期を逃してしまい、結局最後まで買いませんでした…
問題を解くときには学校で登録していた「合格きっと」というサイトと、「過去問.com」というサイトを使い、解説についてはセミナーで配られたプリントや、学校の図書館に置いてある参考書を見て覚えるようにしていました。
友だちは心の支え
ある有名なお菓子のオマケが友達と自分の3人で偶然おそろいになったので、それをお守りとして試験会場に持って行きました(あとはファンの間で「これを持っていると合格できる」と言われている推しの写真も…(笑))
友達とは資料を見せ合ったり、ゴロ合わせの歌を作って歌ったり、ゆる~く助け合いながら勉強していました。この「ゆるさ」が勉強がきついときの支えになったと感じています。
受験生の皆さんへのメッセージ
お伝えしたいことは一つだけです。「受験の申込みをしてから勉強を始めても大丈夫!」。
