ケアマネジャー わたしの合格体験記(第4回)
2025.12.22
2025年10月(第28回)ケアマネ試験を受験、合格された方にインタビュー
今日は、しろまるさんにお話を伺っていきます。
第28回試験に合格されたばかりですので、フレッシュなお話を伺えるかと思います。
しろまるさん! どうぞよろしくお願いいたします。
はい。よろしくお願いいたします。
実は私、昨年もケアマネ試験を受けて、今回はリベンジだったんですよね。
あら? そうなのですか。 でもでも構いませんよ。
一体何が、しろまるさんを支えてくれたのか……。
再チャレンジの軌跡を、ぜひお聞かせいただければと思います。
わかりました! どうぞよろしくお願いいたします!
しろまるさんの基本プロフィール
- 合格した試験:第28回ケアマネジャー試験(2025)
- ※第27回試験(2024)からの再チャレンジ
- 職 業:現在、サービス付き高齢者向け住宅のケアリーダー。
- 看護助手、特定施設の相談員、特別養護老人ホームなど、
- この分野に20年以上関わってきました。
- 資 格:介護福祉士(2007年に取得)
- 性 別:女性
- お 住 ま い:熊本県
■「迷い」と「不安」の第27回
合格された方へのインタビューなのに、この話題から始めていいのかしら? とは思いつつも……お聞かせください。
不合格だった第27回試験って、いま改めて振り返ってみると、どんな感じだったのでしょう?
やっぱり難しかったのでしょうか?
うーん……。「難しい」よりも「迷い」や「不安」という言葉が思い起こされます。
「迷い」と「不安」……ですか?
ほら? 思い返してみてください。心当たりがありません?
試験会場で問題を解いていると、這いよってくる……
「読めば読むほど『不安』になってくる……!!」
という感覚。
私にとっての第27回試験って、この印象が強いんですよね。
あぁ、なるほど……。
最初は『○』にした選択肢を後で『×』にしたら、
やっぱり正解は『○』だったとか……覚えがあります。
そうそう。そういう選択肢のことです。
『迷わせる』選択肢や問題が、第27回試験では結構あったなぁと思いまして。
試験が終わって自己採点をするでしょう?
するとそういう
「迷い」や「不安」があった問題って、やっぱり間違っているんです。
ショックでしたね……。
でも、ここで一度考え直すことにしました。
『迷う』ということは、
まだその問題に関する知識が定着していないのだ! と。
なるほど!
そこで、間違えた問題から自分の弱点を分析してみると、
どうも私は『介護支援分野』に弱い。
この分析が、第28回試験に向けての始まりでした。
■原点回帰の「書いて覚える」
勉強を再開したのは、年明け1月からです。
介護支援分野が苦手ということを認識したとはいえ、
『ワークブック』はハードルが高いなぁと思ってしまいまして。
もちろん、試験合格やケアマネとしての将来を考えると逃げてはいられないのですが、
分厚いですし、いきなり『ワークブック』は挫折しそうだな……と。
そこで私が手に取ったのが『ドリル』です。
ドリルというと、弊社の『ポイントまる覚えドリル』ですか?
はい。
私は学生時代から『書いて覚える』勉強スタイルでしたので、
この本、かなり合っていました。
必要な知識がピンポイントで集約されているイメージで、
はじめての人や苦手分野がある人には、
本格的な知識をつけるための助走として非常にいい本だと思います。
私、1月から4月までで3周しましたもの。
ありがとうございます。
ここまでお褒めいただけたのなら、
ついつい次年度版の書影と商品ページを貼ってしまいたくなりますね。
⇒
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……貼ってしまいました☆(・ω<)
ドリルで基礎を固めて、それからはどんな勉強をされたのですか?
それはもう、いろいろです。
『
過去問
』は昨年ある程度解いてしまっていたので、
『
ワークブック
』や『
合格問題集
』、『
試験ナビ
』に『
WEB講座
』、
『
模擬試験
』もやりましたし、
外出時のスキマ時間には『
アプリ
』の『
一問一答
』に取り組んでいました。
なんだか、上様とお呼びしたい気持ちになってきました。
聞き覚えのある言葉を多くいただきまして、ありがとうございます!
(……コッソリURLを仕込んでおこうっと♪)
勉強って、長く続けると飽きてきてなあなあになってしまう、
なんてことが往々にしてあると思います。
これだけ盤石の体制で取り組んだ背景には、
「ケアマネになりたい!」という思いを薄れさせず、
「そのために、常にやらなきゃ!」保ち続けるため……という側面もありましたね。
なるほど!
弊社の商品を多くご活用いただいて、この度合格されたということですが、
……まだお聞きしてませんでしたね。
しろまるさんがケアマネを目指した動機・きっかけをお聞かせいただけますでしょうか?
■憧れの友人のようなケアマネになりたい
私、サービス付き高齢者向け住宅、特定施設、特別養護老人ホームなど、
この分野に20年以上関わってきました。
社会福祉士に興味をもって大学に通ったこともあるのですよ。
こうした流れのなかで相談支援職に興味をもったのですが、
……やっぱり、ケアマネをしている友人の影響が大きいですね。
すごく尊敬できる人なんです。
尊敬できる人が身近にいるってステキですよね。
どのようなご友人なのですか?
介護の現場をわかっていて、制度に関する知識もバッチリで、
それでいて気さくな雰囲気をもっていて、
「この人に任せたら安心!」という気持ちにさせられる、そういう友人なんですよ。
私がケアマネの試験勉強をしていることも知っていて、
たまには息抜きばせなん!!
といって、食事に誘ってくれる優しい友人です。
あと、これも見てください。

試験前日、当日の友人からのLINEです。
これがすごくうれしくて……。
友人の伴走もあって、
28回試験は無事に合格することができました!
■忙しいなかでも「私の勉強時間」を確保する
LINEの文面にも、ご友人の魅力がにじみ出ていますね。
ありがとうございます。
しろまるさん、なんだかんだでお時間が迫ってまいりました。
最後に、今後受験される方へのメッセージをお願いできますか?
はい。先ほども少しふれましたが、
「ケアマネになりたい!」という気持ちを保ち続ける
ことが一番大事だと思います。
そのうえで、時には友人と食事に行くなど、定期的なリフレッシュも忘れずに。
……あと! もう1つありますね。
「私の勉強時間」を確保することです。
「私の勉強時間」とはなんでしょう?
「この時間だけは、絶対に私が勉強に使う時間」として確保し続けることなのですが、
これは私のケアマネ受験経験よりも
介護福祉士受験のお話に遡った方がわかりやすい気がします。
介護福祉士受験当時、私の子どもは小学生でした。
仕事と勉強の両立は大変で、
まして子育て世代はもっと大変!です。
当時の私は、早朝に2時間……まだ子どもが寝ている間ですね、
この2時間を「私の勉強時間」として守り続けていました。
こういった勉強の時間を確保し続けること。これが、試験合格のカギなのだと思います。
「継続」のコツですね。
続けることを仕組み化・習慣化すると、
必然、「ケアマネになりたい!」の気持ちを保つことにもつながってきそうです。
しろまるさん、
今日はお時間いただきまして、ありがとうございました!
ありがとうございました!!


