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障がいのある人への本人主体支援 実践テキスト 第2版
サービス管理責任者・児童発達支援管理責任者 基礎研修・実践研修・更新研修

内容紹介

「本人主体支援」・「連携・協働」のヒントが見つかる!ー現場のサビ管・児発管が書いたサビ管・児発管のための実務書の最新版

本書は、2022年1月に、サービス管理責任者(サビ管)・児童発達支援管理責任者(児発管)として現場で奮闘する人たちや、これからサビ管・児発管になろうとする人たちに「役に立つ」ことを目指して編集した実務書の改訂版です。初版発行後に行われた法改正や報酬改定を反映しました。サビ管・児発管の研修カリキュラムにも対応していますので、研修テキストとしてもご活用いただけます。
執筆したのは、北海道の各地で障がいのある人や家族に向き合う様々なサービス業種、立場の支援者たち。北海道サビ管・児発管研修の講師やファシリテーターとして研修の企画・実施に携わっています。
本書の解説や事例、コラムを通じて、「個別支援計画の作成」だけではないサビ管・児発管としての具体的な仕事の内容や役割、大切な視点を紹介するとともに、サビ管・児発管としてのリアルな悩み・迷い等もあわせて紹介しています。そのなかには、「本人主体支援」「連携・協働」の多くのヒントがつまっています。また、令和6年度からはじまった障がいのあるこどもの計画に必須の「本人支援の5領域」や報酬改定についても解説を加えました。
日々の実務の参考に、研修のテキストに、日々の実践の振り返りに、ぜひご活用いただきたい一冊です。
*ダウンロードが可能な演習用様式も収載。

編集者から読者へのメッセージ

2022年に初版を発行して以降、障がいのある本人への「意思決定支援」の重要性がさらに問われるようになったことを実感しています。そういった背景に加えて、法改正・報酬改定を受け、第2版を発行する運びとなりました。また今回は、障がいのあるこどもに関するアセスメント(本人支援の5領域)についても新しく追加しました。本人が希望する暮らしを実現するうえで、サビ管・児発管の役割は重要であり、欠かせない存在です。北海道の研修で何より大切にされている「本人主体支援」 の理念。ぜひ本書から、それぞれにこたえを見つけていただければと思います。

主な目次

【Part0  制度理解編】
序章 障がいのある人を支える制度
【Part1  基礎編】
第1章 サビ管・児発管として知っておきたいこと
1-1 障害福祉サービスの理念を学ぶ―サービス(支援)提供の基本的な考え方
1-2 サービス(支援)提供のプロセス
1-3 二つの計画―何のためのどんなもの?
1-4 サビ管・児発管が大切にしていること
1-5 個別支援計画作成のポイントと手順
第2章 サービス(支援)提供プロセスの管理を実践してみる
2-1 実際に個別支援計画を作成してみよう
2-2 サービス提供のモニタリングをしてみよう
【Part2  実践編】
第3章 事業所内でチームをつくる
3-1 サービス提供、支援についてチームで見直す
3-2 有意義な会議をするために
第4章 人を育てる、育ち合う
4-1 学び合い育ち合うチームづくり
4-2 事例検討の進め方
第5章 地域で連携する
5-1 相談支援専門員との連
5-2 (自立支援)協議会の活用
5-3 自分の地域で連携してみよう
【Part3  ブラッシュアップ 編】
第6章 サービス提供を自己検証する
6-1 事業所について振り返ってみよう
6-2 自らの仕事を振り返ってみよう
6-3 関係機関との連携を振り返ってみよう
第7章 人が育ち、サービスの質が向上できる職場をつくる
7-1 一人ひとりの個性が活かされるチームのつくり方
7-2 利用者一人ひとりからチームで学ぶ
7-3 スーパービジョン まとめ
*その他28 のコラム

著者情報

監修=特定非営利活動法人北海道地域ケアマネジメントネットワーク(略称:北海道 CM ネット)
一人ひとりを主人公として大切にし、多くの人たちで夢の実現を応援するケアマネジメントの発想を基礎とした相談支援によって、多岐にわたる生活課題を地域ぐるみで解決していくための社会基盤を再構築したいという想いを実現するべく、2009(平成 21)年 4 月に特定非営利活動法人として設立。
http://www3.rainbow.ne.jp/~hcm-net/index.html

編著=日置真世(ひおき・まさよ)
社会づくりマネージャー、一般社団法人市民社会づくりコンサルタント、特定非営利活動法人北海道地域ケアマネジメントネットワーク、特定非営利活動法人地域生活支援ネットワークサロン ほか