「できるだけ時間や労力をかけずに合格したい!」。これは全受験生に共通する願いでしょう。この連載では、指導した受験生を全員合格に導いた実績をもつ筆者が編み出した「効果的学習法」を紹介していきます。
第17回 総仕上げ
総仕上げ
「絞り込み学習III」を終えたら、最後に「総仕上げ」に入る。「総仕上げ」では解答時間を設定する。1問につき2分以内で問題を解く。これは試験当日のスピード感を養うためだ。本番の試験では、限られた時間のなかですべての問題を解かなければならない。できれば全問題を解き、最初から見直すぐらいの時間的余裕がほしい。
そのためには、「総仕上げ」の段階で「サラリと解く」ことが大切だ。過去問を1年分ずつ、スピード感をもって解いていこう。
答え合わせの要領は「体当たり学習」と同じだ。ただし、今回の「○」「×」は、3クール目(体当たり学習III)の右隣に「赤ペン」でつける。全問題の答え合わせを終えたら(過去問の回数ごとでもよい)赤ペンでつけた「○」の数をかぞえ、「回数別得点表」と「科目別得点表」の「総仕上げ」の欄に記入する。
そのためには、「総仕上げ」の段階で「サラリと解く」ことが大切だ。過去問を1年分ずつ、スピード感をもって解いていこう。
答え合わせの要領は「体当たり学習」と同じだ。ただし、今回の「○」「×」は、3クール目(体当たり学習III)の右隣に「赤ペン」でつける。全問題の答え合わせを終えたら(過去問の回数ごとでもよい)赤ペンでつけた「○」の数をかぞえ、「回数別得点表」と「科目別得点表」の「総仕上げ」の欄に記入する。
学習法のまとめ
効果的学習法の基本は「体当たり学習I〜III」と「絞り込み学習」にある。「体当たり学習」はできるだけ機械的に、かつ短時間で問題を解く。そして「理解できていない問題」を見つけ、「絞り込み学習」でじっくりと身体に覚えこませる。
「体当たり学習I」や「体当たり学習II」で行う「初期評価」や「中間評価」は、その時点での問題の理解度(知的コンディション)を把握するためのものだ。その時々の評価に一喜一憂することではない。
「やればやるほど力は伸びる」。これは受験生と接してきた体験から間違いなく言えることだ。学習の途中で悩んだり落ち込んだりする必要はない。そんなヒマがあったら、「効果的学習法」で1問でも多く問題を解くことだ。少しでも合格に近づこう。
「体当たり学習I」や「体当たり学習II」で行う「初期評価」や「中間評価」は、その時点での問題の理解度(知的コンディション)を把握するためのものだ。その時々の評価に一喜一憂することではない。
「やればやるほど力は伸びる」。これは受験生と接してきた体験から間違いなく言えることだ。学習の途中で悩んだり落ち込んだりする必要はない。そんなヒマがあったら、「効果的学習法」で1問でも多く問題を解くことだ。少しでも合格に近づこう。