第20回介護福祉士国家試験 問題正答番号
形態別介護技術・11問
・合否の判定や設問内容についてのお問い合わせには応じかねますのでご了承願います。
|社会福祉概論(8問)|老人福祉論(10問)|障害者福祉論(4問)|リハビリテーション論(4問)|社会福祉援助技術(演習を含む)(8問)|レクリエーション活動援助法(6問)|老人・障害者の心理(8問)|家政学概論(8問)|医学一般(12問)|精神保健(4問)|介護概論(8問)|介護技術(11問)|介護技術(事例)(9問)|形態別介護技術(事例)(9問)|
|社会福祉概論(8問)|老人福祉論(10問)|障害者福祉論(4問)|リハビリテーション論(4問)|社会福祉援助技術(演習を含む)(8問)|レクリエーション活動援助法(6問)|老人・障害者の心理(8問)|家政学概論(8問)|医学一般(12問)|精神保健(4問)|介護概論(8問)|介護技術(11問)|介護技術(事例)(9問)|形態別介護技術(事例)(9問)|
問題101
家族介護者への支援に関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 家族が長期間介護を続けている場合は,虐待は起こらないと判断する。
B 家族介護者に対しては,専門的知識・技術をもって,介護に関する指導を行う。
C 福祉用具については,入手や利用の方法に関する情報を分かりやすく提供する。
D 利用者に関する記録は,事実を分かりやすく的確に伝えられるように記述する。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ × ×
2 ○ × ○ ×
3 ○ × × ○
4 × ○ ○ ○
5 × × ○ ○
【問題101の解答】4
A 家族が長期間介護を続けている場合は,虐待は起こらないと判断する。
B 家族介護者に対しては,専門的知識・技術をもって,介護に関する指導を行う。
C 福祉用具については,入手や利用の方法に関する情報を分かりやすく提供する。
D 利用者に関する記録は,事実を分かりやすく的確に伝えられるように記述する。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ × ×
2 ○ × ○ ×
3 ○ × × ○
4 × ○ ○ ○
5 × × ○ ○
【問題101の解答】4
問題102
高齢者の寝たきり予防等に関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 臥(が)床状態から上半身を起こす場合には,速やかにギャッジベッドの上部を高くする。
B 昼間は,寝衣から普段着に着替えて生活リズムをつけるよう工夫する。
C 寝たきり状態が続くと関節の拘縮につながるので,積極的に手足を動かす。
D 「ベッド」「ポータブルトイレ」「いす(車いすを含む)」を利用者の状況に合わせて使用し,寝たきりにならないようにする。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × × ×
4 × ○ ○ ○
5 × × ○ ○
【問題102の解答】4
A 臥(が)床状態から上半身を起こす場合には,速やかにギャッジベッドの上部を高くする。
B 昼間は,寝衣から普段着に着替えて生活リズムをつけるよう工夫する。
C 寝たきり状態が続くと関節の拘縮につながるので,積極的に手足を動かす。
D 「ベッド」「ポータブルトイレ」「いす(車いすを含む)」を利用者の状況に合わせて使用し,寝たきりにならないようにする。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × × ×
4 × ○ ○ ○
5 × × ○ ○
【問題102の解答】4
問題103
肢体不自由者の介護に関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 関節リウマチがある場合,手のこわばりが強くなるのは夕方であることに留意する。
B 片麻痺によって歩行が不安定になる場合,麻痺側に立って歩行介助を行う。
C 頚(けい)髄損傷で四肢麻痺がある場合,うつ熱になりやすいので,室温を調整する。
D 筋萎(い)縮性側索硬化症が進行した場合,体動困難が生じるので,褥瘡の予防のために体位変換を行う。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ × × ○
3 × ○ ○ ○
4 × ○ × ×
5 × × ○ ○
【問題103の解答】3
A 関節リウマチがある場合,手のこわばりが強くなるのは夕方であることに留意する。
B 片麻痺によって歩行が不安定になる場合,麻痺側に立って歩行介助を行う。
C 頚(けい)髄損傷で四肢麻痺がある場合,うつ熱になりやすいので,室温を調整する。
D 筋萎(い)縮性側索硬化症が進行した場合,体動困難が生じるので,褥瘡の予防のために体位変換を行う。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ × × ○
3 × ○ ○ ○
4 × ○ × ×
5 × × ○ ○
【問題103の解答】3
問題104
身体機能の補完と福祉用具に関する次の記述のうち,適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。
A ベッド柵は,ベッド上での起き上がりを容易にするためにも活用される。
B 固定型四脚歩行器は,左右のフレームを交互に持ち上げて使用するものである。
C ハイ・ロー3モーターベッドには,高さ調節・背上げ・膝(ひざ)上げの機能がある。
D ロフストランド・クラッチは,握力や上腕の力が強い人に適している。
(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 B C
4 B D
5 C D
【問題104の解答】2
A ベッド柵は,ベッド上での起き上がりを容易にするためにも活用される。
B 固定型四脚歩行器は,左右のフレームを交互に持ち上げて使用するものである。
C ハイ・ロー3モーターベッドには,高さ調節・背上げ・膝(ひざ)上げの機能がある。
D ロフストランド・クラッチは,握力や上腕の力が強い人に適している。
(組み合わせ)
1 A B
2 A C
3 B C
4 B D
5 C D
【問題104の解答】2
問題105
呼吸機能障害のある人に関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 呼吸筋のストレッチ体操など,無理のない範囲内で体を動かしてもらう。
B いすから立ち上がるときには,息を止めるように指導する。
C 痰(たん)の色が変化した場合,医師や看護師などの医療関係者に連絡する。
D 酸素療法中の入浴では,カニューレは洗髪の邪魔になるので,はずしてから浴室に入ってもらう。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ × ○
2 ○ × ○ ×
3 × ○ ○ ×
4 × ○ × ○
5 × × ○ ×
【問題105の解答】2
A 呼吸筋のストレッチ体操など,無理のない範囲内で体を動かしてもらう。
B いすから立ち上がるときには,息を止めるように指導する。
C 痰(たん)の色が変化した場合,医師や看護師などの医療関係者に連絡する。
D 酸素療法中の入浴では,カニューレは洗髪の邪魔になるので,はずしてから浴室に入ってもらう。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ × ○
2 ○ × ○ ×
3 × ○ ○ ×
4 × ○ × ○
5 × × ○ ×
【問題105の解答】2
問題106
消化管ストマのある人に関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 介護従事者は,フランジ(台紙)を交換することができる。
B 小腸ストマのある人が入浴直前に排便があった場合の入浴介助は,パウチを装着せずに行う。
C S状結腸ストマのある人の便は有形であるため,定時排便が得られやすい。
D 適度な運動は,食欲を増し,排便にもよい効果をもたらす。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ × ×
2 ○ × ○ ×
3 × ○ × ○
4 × × ○ ○
5 × × × ○
【問題106の解答】4
A 介護従事者は,フランジ(台紙)を交換することができる。
B 小腸ストマのある人が入浴直前に排便があった場合の入浴介助は,パウチを装着せずに行う。
C S状結腸ストマのある人の便は有形であるため,定時排便が得られやすい。
D 適度な運動は,食欲を増し,排便にもよい効果をもたらす。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ × ×
2 ○ × ○ ×
3 × ○ × ○
4 × × ○ ○
5 × × × ○
【問題106の解答】4
問題107
視覚障害のある人の介護と福祉用具に関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 手引き歩行時の介護者は,視覚障害のある人の半歩前を歩く。
B 求心性視野狭窄(さく)のある人の移動では,階段の段差が認識しにくいことに留意する。
C 低視力の人の読書には,拡大読書器の活用が有効である。
D 白杖(じょう)とT字杖(づえ)を同時に使用する場合,T字杖は,二歩先の足元を検索・確認するためのものである。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ○
4 × ○ ○ ×
5 × × × ○
【問題107の解答】1
A 手引き歩行時の介護者は,視覚障害のある人の半歩前を歩く。
B 求心性視野狭窄(さく)のある人の移動では,階段の段差が認識しにくいことに留意する。
C 低視力の人の読書には,拡大読書器の活用が有効である。
D 白杖(じょう)とT字杖(づえ)を同時に使用する場合,T字杖は,二歩先の足元を検索・確認するためのものである。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ○
4 × ○ ○ ×
5 × × × ○
【問題107の解答】1
問題108
言語障害のある人のコミュニケーション援助に関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 運動性失語障害のある人には,「はい」「いいえ」で答えられる質問をする。
B 運動性失語障害のある人には,手話を使うようにする。
C 麻痺性構音障害のある人には,五十音表の使用も可能であることに留意する。
D 麻痺性構音障害のある人には,ゆっくりと文節を区切って話すように促す。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ○
4 × ○ ○ ×
5 × × × ○
【問題108の解答】3
A 運動性失語障害のある人には,「はい」「いいえ」で答えられる質問をする。
B 運動性失語障害のある人には,手話を使うようにする。
C 麻痺性構音障害のある人には,五十音表の使用も可能であることに留意する。
D 麻痺性構音障害のある人には,ゆっくりと文節を区切って話すように促す。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ○
4 × ○ ○ ×
5 × × × ○
【問題108の解答】3
問題109
聴覚障害のある人のコミュニケーション援助に関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 筆談は,言語獲得後の失聴の場合に,有効なコミュニケーションの手段である。
B 読話では,同口型異義語に注意する。
C 空書では,相手との距離を通常1〜1.5mくらいにし,楷書でゆっくり,はっきり書く。
D 手話を獲得した人は指文字も獲得しているので,積極的に使う。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ×
3 ○ × ○ ○
4 × ○ × ×
5 × × ○ ○
【問題109の解答】1
A 筆談は,言語獲得後の失聴の場合に,有効なコミュニケーションの手段である。
B 読話では,同口型異義語に注意する。
C 空書では,相手との距離を通常1〜1.5mくらいにし,楷書でゆっくり,はっきり書く。
D 手話を獲得した人は指文字も獲得しているので,積極的に使う。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ×
3 ○ × ○ ○
4 × ○ × ×
5 × × ○ ○
【問題109の解答】1
問題110
認知症の人に関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 認知症はかなり進行しても,感情は保たれる。
B 徘徊(はいかい)の場合には,その行動の背景を理解するように努める。
C 失敗行動があったときは,厳しく注意する。
D 見当識障害が見られる場合,現実認識を深めることを目的とする方法として,現実見当識訓練(reality orientation ; RO)がある。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ○
4 × ○ ○ ×
5 × × × ○
【問題110の解答】2
A 認知症はかなり進行しても,感情は保たれる。
B 徘徊(はいかい)の場合には,その行動の背景を理解するように努める。
C 失敗行動があったときは,厳しく注意する。
D 見当識障害が見られる場合,現実認識を深めることを目的とする方法として,現実見当識訓練(reality orientation ; RO)がある。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ○
4 × ○ ○ ×
5 × × × ○
【問題110の解答】2
問題111
精神障害のある人の介護に関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。
A 抗精神病薬の服用は,唾(だ)液の分泌を増加させることに留意する。
B 心身の疲労が再発の誘因となる場合,休みを取るなどして仕事に従事する時間を短くするよう勧める。
C 家事などは,本人ができる状態であれば一緒に行い,次第に一人でできるように支援する。
D 薬物療法や精神療法とともに生活療法を行う。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ × × ○
3 × ○ ○ ○
4 × ○ × ○
5 × × ○ ×
【問題111の解答】3
A 抗精神病薬の服用は,唾(だ)液の分泌を増加させることに留意する。
B 心身の疲労が再発の誘因となる場合,休みを取るなどして仕事に従事する時間を短くするよう勧める。
C 家事などは,本人ができる状態であれば一緒に行い,次第に一人でできるように支援する。
D 薬物療法や精神療法とともに生活療法を行う。
(組み合わせ)
A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ × × ○
3 × ○ ○ ○
4 × ○ × ○
5 × × ○ ×
【問題111の解答】3