2 自宅で利用するサービス(訪問系サービス)
夜間対応型訪問介護(夜間のホームヘルプサービス)
たとえば夜、トイレに行きたいときに手助けしてもらったり、万が一ベッドから転落して自力では起き上がれないときに助けてもらったりするなど、あらかじめ日時を決めて行う訪問介護(ホームヘルプサービス)では対応できないニーズにも対応できます。
どんなときに利用できるの?
まず、お住まいの市町村から「要介護」と認定されていること、そして「居宅サービス計画(ケアプラン)」が作成されていることが必要です。
また、その事業所がある市町村にお住まいの場合にのみ利用することができます(原則として、A市にお住まいの場合はB市にある事業所のサービスは利用できません)。
また、その事業所がある市町村にお住まいの場合にのみ利用することができます(原則として、A市にお住まいの場合はB市にある事業所のサービスは利用できません)。
どんなサービスが受けられるの?
夜、定期的にご自宅を訪問する(これを「定期巡回サービス」といいます)ほか、たとえば緊急時など利用者からの連絡に応じてその都度ご自宅を訪問して(これを「随時訪問サービス」といいます)、トイレへの移動の介助や体位変換、体調が急変した場合などには訪問看護ステーションへの連絡などを行います。
利用に際しては、ケアコール端末(手助けが必要になったときに適切にオペレーションセンターに連絡できる端末機器をいいます)がご自宅に置かれます。
利用に際しては、ケアコール端末(手助けが必要になったときに適切にオペレーションセンターに連絡できる端末機器をいいます)がご自宅に置かれます。
◆ワンポイント◆ オペレーションセンターって?
「オペレーションセンター」とは、利用者からの連絡の内容をもとに訪問介護員(ホームヘルパー)が訪問したほうがよいかどうかを判断する事務所をいいます。
利用の手順(どうやって利用するの?)
夜間対応型訪問介護を利用するには、「居宅サービス計画(ケアプラン)」が必要です。多くの場合、「居宅サービス計画(ケアプラン)」を作成するにあたっては、ご自身がどのような生活を送りたいのか、そのためにはどのようなサービスを利用すればよいのかなどを介護支援専門員(ケアマネジャー)と相談することになりますが、その作業を通じて、夜間対応型訪問介護を提供する事業所を決定します。その後、事業者と直接、契約を結び(契約にあたっては、「契約の際に注意したいこと」をご覧下さい)、ケアコール端末が置かれサービスが開始されます。
さらに、夜間対応型訪問介護を提供するにあたって必要となる計画(居宅サービス計画(ケアプラン)とは異なります)がつくられ、その「計画」に基づいて、実際のサービスがスタートします。
なお、「随時訪問サービス」を適切に行うために、利用者に面接し、1月ないし3月に1回程度利用者のご自宅を訪問することになっています。
さらに、夜間対応型訪問介護を提供するにあたって必要となる計画(居宅サービス計画(ケアプラン)とは異なります)がつくられ、その「計画」に基づいて、実際のサービスがスタートします。
なお、「随時訪問サービス」を適切に行うために、利用者に面接し、1月ないし3月に1回程度利用者のご自宅を訪問することになっています。
利用料は?
「オペレーションセンター」があるかどうか、また、定期的に訪問した場合(定期巡回サービス)か緊急時など利用者からの連絡によって訪問した場合(随時訪問サービス)かによって異なります。
Ex.)利用料のめやす(東京都特別区の場合)
オペレーションセンターを設置している場合 | 1000単位(1,105円)/月 | ||
定期巡回サービス | 381単位(421円)/回 | ||
随時訪問サービス | 訪問介護員1人で訪問した場合 | 580単位(640円)/回 | |
訪問介護員2人で訪問した場合 | 780単位(861円)/回 | ||
オペレーションセンターを設置していない場合 | 2760単位(3,049円)/月 |