記憶の過程には、知識や情報などを覚え、保存し、それを思い出すというプロセスがあるといいます。
ここで紹介する穴埋め問題を使って、覚えた“はず“の知識や情報をしっかりと定着させてください。なお、本コーナーは毎週更新します。
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穴埋め問題(2013年08月)
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今週の穴埋め問題(8月30日)(ワークブックp224〜228)
1. | リハビリテーションは急性期、回復期、維持期で行われ、訪問リハビリテーションは(維持期)リハビリテーションに当たります。急性期リハビリテーションは発症後から1ヶ月以内に、病院・診療所において、治療に重点を置きながら、(廃用症候群(生活不活発病))などの二次障害の予防のための他動運動などを行います。回復期リハビリテーションは、障害がほぼ固定される時期に回復期リハビリテーション病棟において、(ADL)の改善のための運動などを行います。維持期リハビリテーションでは、(生活機能)の維持・向上のための訓練を行い、主に介護保険が適用されます。訪問リハビリテーションは(医師)が必要と認めた維持期の居宅要介護者に対して行われるリハビリテーションで、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が行います。 |
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2. | 訪問リハビリテーションは、廃用症候群の予防と改善、基本動作能力の維持・回復、ADLの維持・回復などだけではなく、対人・(社会交流)の維持・回復、(介護)負担の軽減、(福祉用具)利用・住宅改修に関する助言なども行います。医師の診療に基づき、医師および理学療法士・作業療法士・言語聴覚士によって、サービスの目標、具体的なサービス内容、訪問頻度などを記載した(訪問リハビリテーション計画書)を作成します。 2011年の法改正により、本体事業所と一体的に運営する(サテライト)型の事業所を設定できるようになりました。同じく2011年の法改正により、指示を出す医師の診察頻度が診療の日から1ヶ月以内から(3)ヶ月以内に変更になりました。 |
3. | 要支援1、2の方に対しては、介護が必要にならないための(予防的)リハビリテーション、要介護1、2の方に対しては、ADL,IADLの自立を図る(自立支援型)リハビリテーション、要介護3、4、5の方に対しては、介護者の負担を軽減するための(介護負担軽減型)リハビリテーションが行われます。 介護報酬は(20)分間以上サービスを行った場合を1回、1週間に(6)回を限度として算定されます。その他、退院・退所日等から3ヶ月以内に短期に集中してサービスを提供した場合の短期集中リハビリテーション実施加算、訪問介護事業所の(サービス提供責任者)と連携した場合の加算、また、事業所と同一の建物に居住する30人以上にサービスを提供する場合の減算などがあります。 |
今週の穴埋め問題(8月23日)(ワークブックp218〜223)
1. | 訪問看護は、(医師)が必要と認めた居宅要介護者に対し、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士等が行う療養上の世話および必要な診療の補助のことをいいます。訪問看護は対象者によって、(介護保険)から給付されるものと、医療保険から給付されるものに分かれます。医療保険から給付されるのは、要介護者の(急性増悪時)、終末期等により特別訪問看護指示書が交付された場合の看護(14)日間を限度)、厚生労働大臣が定める(疾病)等による要介護者への訪問看護などです。 |
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2. | 保険医療機関の指定を受けている病院・診療所の場合は、指定申請がなくても介護保険の指定事業者とみなされる指定の特例が適用されます。これを(みなし指定)といいます。 訪問看護サービスのプロセスは、 (1)主治医の訪問看護指示書を受け取る(指示書の有効期限は(1〜6)か月) (2)居宅サービス計画に沿って(訪問看護計画書)を作成し、利用者・家族に内容を説明し、同意を得たうえで(交付)する。 (3)提供したサービスについて(訪問看護報告書)を作成し、主治医に定期的に提出する。 |
3. | 訪問看護の介護報酬は、サービス提供時間を、20分、(30)、60分、90分までの4区分にわけ、訪問看護ステーション、病院・診療所の事業所類型により単位が設定されています。2012年より、地域密着型サービスの(定期巡回・随時対応型訪問介護看護)と連携する場合に月単位で算定される報酬があります。 また、主な加算として、利用者と24時間いつでも連絡が取れる体制をとっており、計画にない訪問を必要に応じて行う場合の(緊急時訪問看護)加算、腹膜透析や血液透析、在宅酸素療法などの特別な管理を必要とする利用者に対して、計画的な管理を行った場合の(特別管理)加算、死亡日および死亡日前14日以内に2日以上ターミナルケアを行った場合の(ターミナルケア)加算、(訪問介護)事業所と連携し、痰の吸引等が必要な利用者への計画作成や訪問介護員に対し助言を行った際に算定する看護・介護職員連携強化加算などがあります。 |
今週の穴埋め問題(8月16日)(ワークブックp214〜217)
1. | ターミナルケアとは、(死)が間近に迫った人に対して行われるケアです。がん患者の末期の痛みは、1.肉体的な痛み、2.(心理)的な痛み、3.社会的な痛み、4.文化的な痛み、5.スピリチュアルな痛みととらえられ、(全人)的な痛みといわれています。疼痛緩和では、(痛み)の緩和を目的とし、(麻薬)の使用については、習慣性がないことや、副作用も含めて説明し検討します。 |
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2. | ターミナルケアは、死にゆく人および(家族)に対する全人的なかかわりです。介護職、医療職だけでなく、(ボランティア)や心のケアの専門職がかかわることもあります。それぞれのメンバーが1つのチームとして、方針等の共通認識を持ちケアにあたります。在宅でのターミナルケアの対象となるのは、本人自身が家で過ごしたいという思いが強く、家族も家で看取る決心ができた場合です。また、医師の訪問診療や訪問看護サービス、緊急時の(入院施設)の保証があることも必要です。家族に向けた(死)の教育も必要です。 |
3. | 死が近づくと、呼吸器や循環器に変化が生じます。呼吸器では、口をあげ、喘ぐような(下肢)呼吸や、浅くゆっくりした呼吸と速く深い呼吸を繰り返し、呼吸が浅くなった時点で呼吸停止をはさむ(チェーンストークス)呼吸がみられます。循環器では、脈拍数、血圧、手足の体温のいずれも(低下)します。対象者が死亡したときは、(医師または歯科医師)が死亡診断書を交付します。医師が継続治療している患者で、(24)時間以内に診察を行った場合には、臨終に立ち合っていなくても死亡診断書を交付することができます。また、死亡診断書に記載される死亡時刻は、(患者が死亡した)時刻を書きます。 |
今週の穴埋め問題(8月9日)(ワークブックp207〜210)
1. | 心停止とは、心臓のポンプ機能が停止した状態で、(3)分以上停止すると、脳は回復できない障害を受けます。心停止を見つけたら、ただちに(拳)で胸を強く叩き、変化が見られなければ(心肺蘇生法)に移行します。喉に何か詰まらせたことによる窒息時は、患者のみぞおち部で両手を組んで一気に強く上後方に突き上げる(ハイムリック)法や、左右の肩甲骨の中間あたりを力強く連続して叩く(背部叩打)法を行います。 |
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2. | 心肺蘇生のABCとは、気道確保、(人工呼吸)、体心外マッサージの3つです。気道確保では、頭部を(後屈)させ、下顎を持ち上げます。心臓の拍動が確認できない場合は、(硬い台)の上に寝かせ、(100)回/分の体心外マッサージを開始します。公共施設等さまざまな場所に設置されている(AED)があれば使用します。 |
3. | 意識のレベルを把握するには、(3−3−9度方式(ジャパンコーマスケール))を使用し、どのような状態なのかを把握します。数値が大きいほど意識レベルは(低い)ことをさします。III−300では、(痛み)刺激に全く反応しない状態をさします。(上部)消化管出血では、黒い便がみられることがあります。高齢者の入浴中の死亡事故は、季節では特に(冬場)に多い。 |
今週の穴埋め問題(8月2日)(ワークブックp203〜206)
1. | 尿路感染、呼吸器感染、(褥瘡)感染は高齢者に多くみられる感染症です。感染源は、MRSAであったり、インフルエンザウィルスであったり、時に(日和見感染)といって、どこにでもいる常在菌が原因となることもあります。尿路感染症は膀胱炎や腎盂腎炎などで、(発熱)や頻尿、排尿時の痛み、尿閉などの症状があります。呼吸器感染症では、高齢者は(嚥下)機能が低下するので、誤嚥性肺炎が起こりやすいです。これら感染症の症状が悪化すると(敗血症)を招き、発熱、ショック、意識障害等の激しい症状を呈します。 |
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2. | 感染は、感染源、感染経路、(抵抗力)の低下という3つの要素がそろったときに成立します。インフルエンザは咳やくしゃみなどの(飛沫)感染、麻疹や結核は(空気)感染、(ヒゼンダニ)の寄生によって起こる疥癬は接触感染、A型肝炎は(経口)感染、B型・C型肝炎は(血液)感染が感染経路となります。ノロウィルスの消毒には(次亜塩素酸ナトリウム)が有効です。 |
3. | B型・C型肝炎は、徐々に肝硬変、(肝がん)へと進行します。結核は咳により結核菌が排菌されている場合は、入院治療が必要となります。早期発見が重要なため、定期的な(胸部X線撮影)を行います。疥癬の中でも、ヒゼンダニが1人の人に100万〜200万匹寄生する疥癬を(ノルウェー疥癬(角化型疥癬))といい、個室隔離が必要です。感染症の主な症状は、咳、発熱、腹痛、呼吸困難、(頻)脈などですが、高齢者の場合は症状が明確に現れない場合もあります。また、高齢者では肺炎による死亡が多いため、(肺炎球菌ワクチン)の予防接種も推奨されています。インフルエンザワクチンとの同月接種も可能です。 |
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