記憶の過程には、知識や情報などを覚え、保存し、それを思い出すというプロセスがあるといいます。
ここで紹介する穴埋め問題を使って、覚えた“はず“の知識や情報をしっかりと定着させてください。なお、本コーナーは毎週更新します。
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穴埋め問題(2013年05月)
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今週の穴埋め問題(5月31日)
1. | 胃潰瘍の原因は、(ヘリコバクター・ピロリ菌)の感染による慢性胃炎のほか、(薬の副作用)、ストレスなどが考えられます。症状としては、胃部の不快感、上腹部の痛みの自覚のほか、重症化すると吐血や、上部消化管から出血しているときに特徴的な便である(タール便)がみられることがあります。 C型肝炎は、(血液)感染で、慢性化し、肝硬変、(肝がん)へ移行することが多いものです。症状としては、全身倦怠感のほか腹水貯留による上腹部膨満感、食欲減退などがみられ、進行すると(黄疸)、肝性脳症、低アルブミン血症、出血傾向、食道静脈瘤などが発生し、肝不全になることもあります。 |
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2. | 糖尿病は進行すると、神経症、網膜症、(腎症)の三大合併症が発生します。これらの合併症は介護保険の(特定疾病)に定められています。腎不全に対しては、食事療法((高)カロリー食とし、蛋白質、水分、食塩を制限)が基本ですが、必要に応じて(透析療法)が行われます。 関節リウマチは、(中高年以上の女性)に多く発症する疾患で、進行性の多発性関節炎です。(朝)はこわばって動かしにくく、日中は症状が軽くなるという日内変動があるのが特徴です。 骨粗鬆症は、加齢に伴って発症率が増加する、骨密度が低下した疾患です。予防法として、(ビタミンD)やカルシウムを多く含む食品を摂取し、適度な運動、日光浴を行います。 |
3. | 前立腺は男性に特有の器官であり、加齢に伴って肥大することが多いですが、自覚症状の出方には(個人差)があり、時に自覚症状がない場合もあります。 尿路結石は、腎臓から尿道までのどこかに結石が詰まり強い痛みが出ることが特徴です。長期間の(膀胱留置カテーテル)の使用によって発生することもあります。 尿失禁とは、排尿の意識がないのに尿が出てしまうことをいい、原因によって分類されています。腹圧性尿失禁は、咳をしたり重い物をもつときに腹圧がかかり少量の尿が出てしまう失禁をいいます。機能性尿失禁は、排泄機能に問題はないが、(手足の障害)などのためにトイレに間に合わない失禁をいいます。(切迫性)尿失禁は、膀胱炎や括約筋の筋力低下のため、排尿を我慢できない失禁をいいます。溢流性尿失禁は、(前立腺肥大)のときなど、たまった尿が少量ずつ出続けている失禁をいいます。 がんは、日本人の死亡原因の第1位の疾患であり、男女とも(肺)がん、大腸がんが増加しています。 |
今週の穴埋め問題(5月24日)
1. | 心筋梗塞とは、心筋に酸素を送り込む(冠動脈)が動脈硬化などによって詰まり、心筋の細胞が死に、血液を送り出す心臓のポンプ機能が低下する疾患です。血管が細くなり一時的に酸素が供給されず痛みが生じる狭心症とは区別することが必要です。狭心症には、階段を上ったときなどに前胸部の圧迫感が生じる(労作性)狭心症と、夜間・未明など特に運動していないときに起こる異型狭心症があります。 高血圧症のほとんどが原因の分からない(本態性)高血圧症です。 心不全では(呼吸)困難の症状があり、その場合には体を起こした(起座位)とします。 大腿動脈の狭窄により、歩行時の下肢の痛み(休むと回復)が出現します。これを(間欠性跛行)といいます。進行すると安静時でも痛みが消えず、壊死に陥ることがあります。 |
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2. | 脳梗塞は脳血栓と脳塞栓に分けられており、脳血栓は血圧低下時に起きやすいが、脳塞栓は(活動時)に起きやすい。脳内出血やくも膜下出血も同様に(活動時)に起きやすい。 パーキンソン病は、(50〜60)歳代に発症することが多く、(振戦)、筋固縮、無動、姿勢・歩行障害の四大運動症状がみられる。(振戦)は初発症状として安静時に出現し、身体の片側から始まり進行します。治療はL−ドパなどの(薬物)療法が基本だが、副作用を生じやすく、長期間服用している人が急に中止した場合、意識障害や激しい固縮などの(悪性症候群)が現れることがあり注意が必要です。 その他神経系疾患はさまざまなものがあり、脊髄小脳変性症は(運動失調)が主な症状です。それぞれ特徴的な症状を覚えておくことが大切です。 |
3. | 慢性閉塞性肺疾患という病名は、肺気腫、(慢性気管支炎)、びまん性汎細気管支炎、気管支喘息の総称で、介護保険制度の(特定疾病)に定められています。肺気腫では、(喘鳴)、労作時の呼吸困難があり、(禁煙)指導、感染予防が必要になります。重症時には(在宅酸素療法)が行われます。また、高齢者に多くみられる肺の疾患としては、誤嚥が原因の(誤嚥性肺炎)があります。発熱と咳が主な症状ですが、高齢者の場合、症状が出にくいことも多く、ボーッとした感じ、食欲低下などの症状となって現れることもあります。 |
今週の穴埋め問題(5月17日)
1. | 高齢者は体内の(水分量)が少なく、(喉の渇き)も感じにくくなっているため脱水に陥りやすい状況にあります。飲水が少ない状況に、(下痢)、(発熱)や、高血糖や利尿剤の服用、消化管出血などが重なるとたちまち脱水になります。症状は食思不振、尿量減少などありますが、高度な脱水の場合には(意識障害)や痙攣も生じます。その際は速やかに医療機関に連絡しなければなりません。 |
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2. | (廃用症候群)は生活不活発病とも呼ばれ、心身の機能を十分に活用しないことによって、身体的・(精神的)機能が全般的に低下した状態のことをいいます。便秘もその一つであり、腸に異常はないが、動きが悪くなるために生じる(機能性便秘)と、がんや腸閉塞などの解剖学的な腸の異常による(器質性便秘)があります。長期間便秘が続く場合には、(大腸がん)などの疾患の可能性もあるため、医療機関への受診を考慮する必要があります。 |
3. | 低栄養とは、(蛋白質)やエネルギー量の摂取不足による栄養障害です。消化吸収能が(低下)している高齢者は、体重測定だけでなく、(血清アルブミン)の検査や、上腕三頭筋皮下脂肪厚などの測定が必要になります。(血清アルブミン)の下限は3.8g/dlで、(2.5g/dl)以下になると浮腫をきたしやすくなります。 |
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