13万人を超える受験者の中から晴れて介護福祉士になった皆さんに、仕事をしながら勉強を続けるコツや効果的な勉強法、受験を仕事に活かす展望についてうかがいました。
第58回 宮本真弘さん
特養のケアワーカー
宮本さんが使った参考書
見て覚える! 介護福祉士国試ナビ
中央法規出版
中央法規出版
介護福祉士国家試験 一問一答+模擬問題(スマートフォン・アプリ版)
中央法規出版
中央法規出版
宮本さんの合格までの道のり
◎宮本さんの必勝三か条
- ●努力
- ●効率
- ●精神力
そろそろ「資格」がほしい……
特養のケアワーカーとして働きはじめて6年目になる宮本さん。仕事では、どうしたら利用者さんの笑顔が見られるかを考えているとき、そして実際に笑顔に出会えたときにもっともやりがいを感じるそうです。そんな宮本さんですが、平成27年度から介護福祉士国家試験の受験要件に「実務者研修」が加わることもあって、その前に……と、今回の受験を決意しました。職場で受験対策講座が実施されることも後押しになりました。
勉強は効率よく、かつ経済的に!
宮本さんは、受験申込書の提出を機に勉強をスタートしました。まず、職場で指定された『見て覚える!介護福祉士国試ナビ』を購入し、「あれこれ買わずに、この一冊を徹底的に理解しよう」と、最初から最後まで精読したそうです。「わからないこと」「確認したいこと」に付箋やチェックをして、12月から始まる受験対策講座ですぐに解決できるように準備しておきました。
12月になって受験対策講座が始まると、そこで配布されるプリントを中心に勉強を進め、1月からは「問題を解く」ことに重点を置いた勉強法に切り替えました。このとき宮本さんは『介護福祉士国家試験模擬問題集』のアプリ版を活用しました。電車での移動時間や休憩時間など、少しの時間でも手軽に勉強できるので効率よく進めることができたとのこと。
忙しい業務の合間をぬって、平日、休日ともに1日平均1〜2時間コツコツと勉強し、みごと「一発合格」を手にしました。
12月になって受験対策講座が始まると、そこで配布されるプリントを中心に勉強を進め、1月からは「問題を解く」ことに重点を置いた勉強法に切り替えました。このとき宮本さんは『介護福祉士国家試験模擬問題集』のアプリ版を活用しました。電車での移動時間や休憩時間など、少しの時間でも手軽に勉強できるので効率よく進めることができたとのこと。
忙しい業務の合間をぬって、平日、休日ともに1日平均1〜2時間コツコツと勉強し、みごと「一発合格」を手にしました。
合格の秘訣は「自分のペースを守ること」
試験を受けることを周囲の人に宣言し、同じ職場の受験生と情報交換をしながら進めたことが、宮本さんにとってはよい刺激になったようです。宣言することで自分を追い込むことができ、「落ちて恥ずかしい思いをしたくない!」という気持ちで、真剣に勉強できたと話してくれました。
そんな宮本さんが勉強を進めるうえでもっとも大切にしたのは、「自分のペースを守ること」。だからこそ、同僚と情報交換はするけれど、「相手がどのくらい勉強しているか」はあえて聞かないようにしていたそうです。「他の人はもっと勉強している、他の人はもっとたくさん参考書を読んでいると思うと焦ってしまいますが、まずは今、自分に必要なことを考えて計画を立てて進めることが大切。焦るとあれもこれもとなって、結局は効率も悪くなってしまうと思います」とのアドバイスをいただきました。
そんな宮本さんが勉強を進めるうえでもっとも大切にしたのは、「自分のペースを守ること」。だからこそ、同僚と情報交換はするけれど、「相手がどのくらい勉強しているか」はあえて聞かないようにしていたそうです。「他の人はもっと勉強している、他の人はもっとたくさん参考書を読んでいると思うと焦ってしまいますが、まずは今、自分に必要なことを考えて計画を立てて進めることが大切。焦るとあれもこれもとなって、結局は効率も悪くなってしまうと思います」とのアドバイスをいただきました。
試験勉強で発見した新たな「課題」?!
宮本さんにとって法律や制度、歴史などの勉強は、学生時代を思い出し、懐かしく、楽しく進めることができたそうです。しかし、思わぬところに落とし穴がありました。それは「食品」や「衣類の管理」など、生活支援技術の「家事支援」に該当する内容でした。これらについてはさっぱりわからず、覚えるのに苦労したとのこと。「ふだん、いかに自分が家事をしていないかが浮き彫りになってしまいました……。これを機に少し家事を手伝おうかな、なんて思ったりもしました」とおっしゃっていました。
介護福祉士になって約半年が経過した今、宮本さんはきっと「家事の達人」になっていることでしょう!
介護福祉士になって約半年が経過した今、宮本さんはきっと「家事の達人」になっていることでしょう!