13万人を超える受験者の中から晴れて介護福祉士になった皆さんに、仕事をしながら勉強を続けるコツや効果的な勉強法、受験を仕事に活かす展望についてうかがいました。
第57回 花井さきさん
エーアイヘルパーステーション 訪問介護員
花井さんが使った参考書
詳解 介護福祉士過去5年問題集
成美堂出版
成美堂出版
本試験型介護福祉士問題集
成美堂出版
成美堂出版
見て覚える! 介護福祉士国試ナビ
中央法規出版
中央法規出版
花井さんの合格までの道のり
◎花井さんの必勝三か条
- ●家族の協力
- ●なるべく毎日、本やノートに目を通す(5分でも)
- ●書く!
同じ介護福祉士をめざす受験者でも、勉強スタイルはそれぞれ違います。自分に合っていて、なおかつ『試験に合格する』というゴールに適した勉強法を選べるかが、合否をわけると言っても過言ではないでしょう。
今回ご紹介する合格者・花井さんの勉強スタイルは、「書く」です。
今回ご紹介する合格者・花井さんの勉強スタイルは、「書く」です。
とにかく書く。何度でも書く
受験のきっかけは、「介護福祉士の受験資格が数年後に変わるときいたので」という花井さん。「今のうちにと思い受験を決めました。就職にも有利になるということと、勉強をすることで普段の仕事にも役立つだろうと思いました」。
秋頃には勉強を始めた花井さんですが、最初は直近の過去問の「問題文と解答(正答文)をノートに書き写す」ことからスタートしました。
「今までの経験から、『自分は書かないと覚えないタイプ』ということが身にしみていたので、まずは24回の問題と答えをノートに書き写しました。22、23回の試験についても、間違った問題などは同じように問題と答えをノートに書きました。それでも理解しきれていないと思う項目については、『国試ナビ』の表などをノートに書き写すことで、頭に入れていきました。間違えたものはいらない紙に覚えるまで書きました」。
花井さんはこれまでの自分の傾向を把握し、考えた上で自分に合ったこのスタイルを選んだようです。
“書く”行為はなかなか労力がかかりますが、介護福祉士受験者で“書いて覚える派”の人は一定層いる様子。何が自分にとって効果的・効率的か、一度しっかり考えてみるのも手です。
秋頃には勉強を始めた花井さんですが、最初は直近の過去問の「問題文と解答(正答文)をノートに書き写す」ことからスタートしました。
「今までの経験から、『自分は書かないと覚えないタイプ』ということが身にしみていたので、まずは24回の問題と答えをノートに書き写しました。22、23回の試験についても、間違った問題などは同じように問題と答えをノートに書きました。それでも理解しきれていないと思う項目については、『国試ナビ』の表などをノートに書き写すことで、頭に入れていきました。間違えたものはいらない紙に覚えるまで書きました」。
花井さんはこれまでの自分の傾向を把握し、考えた上で自分に合ったこのスタイルを選んだようです。
“書く”行為はなかなか労力がかかりますが、介護福祉士受験者で“書いて覚える派”の人は一定層いる様子。何が自分にとって効果的・効率的か、一度しっかり考えてみるのも手です。
周囲の理解と協力を糧に
しばらくは順調に勉強を進めていた花井さんですが、少し中休みの期間もあったようで…。
「ノートをまとめたことで勉強をやった気になってしまって…(笑)。12月はお休みの日もありました。子どもがまだ小さいので、添い寝して一緒に寝てしまい、気づけば朝…という日も続きました。夫に子どもを寝かしつけてもらったり、子どもにも『大切な試験勉強だから』と話して理解してもらい、勉強時間を確保するようにしました」。
家族の理解と協力を得て、花井さんの勉強は進みます。
「1月には本腰を入れました。職場の受験仲間と情報交換して、おすすめされた予想問題集で勉強をしていきました。『このあたりは問題数が多いのでこれくらいの時間をかけて勉強しよう』という目安があったので進めやすかったです」。
家族の協力や同僚との情報交換など、身近なの人と協力することで、花井さんの勉強はスムーズになったようです。
そろそろ受験の申し込みも終わり、受験シーズンも本番を迎えます。この時期、自分の性格や傾向にあった勉強法と計画を、もう一度考えてみてもいいのではないでしょうか。
「ノートをまとめたことで勉強をやった気になってしまって…(笑)。12月はお休みの日もありました。子どもがまだ小さいので、添い寝して一緒に寝てしまい、気づけば朝…という日も続きました。夫に子どもを寝かしつけてもらったり、子どもにも『大切な試験勉強だから』と話して理解してもらい、勉強時間を確保するようにしました」。
家族の理解と協力を得て、花井さんの勉強は進みます。
「1月には本腰を入れました。職場の受験仲間と情報交換して、おすすめされた予想問題集で勉強をしていきました。『このあたりは問題数が多いのでこれくらいの時間をかけて勉強しよう』という目安があったので進めやすかったです」。
家族の協力や同僚との情報交換など、身近なの人と協力することで、花井さんの勉強はスムーズになったようです。
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花井さんがやりがいを感じるのは「利用者さんの笑顔を見たとき」だそうです。「少しずつ部屋が片付いていったり、利用者さんの状態がよくなったり…」。利用者の日々の生活を支えることの重要性を知り、利用者の気持ちを大事にする花井さんだからこそ、「日々少しずつでもコツコツと書く」という勉強法が効果をあげたのかもしれません。そろそろ受験の申し込みも終わり、受験シーズンも本番を迎えます。この時期、自分の性格や傾向にあった勉強法と計画を、もう一度考えてみてもいいのではないでしょうか。