15万人を超える受験者の中から晴れて介護福祉士になった皆さんに、仕事をしながら勉強を続けるコツや効果的な勉強法、受験を仕事に活かす展望についてうかがいました。
第41回 北野広大さん
北野さんが使った受験参考書等
介護福祉士受験ワークブック 上
介護福祉士受験ワークブック編集委員会=編集
中央法規出版
介護福祉士受験ワークブック編集委員会=編集
中央法規出版
介護福祉士受験ワークブック 下
介護福祉士受験ワークブック編集委員会=編集
中央法規出版
介護福祉士受験ワークブック編集委員会=編集
中央法規出版
速習 一問一答 介護福祉士国試対策2011
介護福祉士国家試験受験対策研究会=編集
中央法規出版
介護福祉士国家試験受験対策研究会=編集
中央法規出版
介護福祉士国家試験過去問解説集
介護福祉士国家試験受験対策研究会=編集
中央法規出版
介護福祉士国家試験受験対策研究会=編集
中央法規出版
要領よくマスターしたもの勝ち ’11に役立つ介護福祉士国家試験
ユリシス出版部
ユリシス出版部
北野広大さんの合格までの道のり
◎北野広大さんの考える必勝三か条
・準備万端にした者が勝つ
・思い立ったらすぐに取りかかる
・自分のため、周囲の人たち(家族・恋人・恩師・上司等)の
ためにも取りくむ
・準備万端にした者が勝つ
・思い立ったらすぐに取りかかる
・自分のため、周囲の人たち(家族・恋人・恩師・上司等)の
ためにも取りくむ
Wライセンスへの意欲と、利用者・法人の信頼を得るため
一昨年度の社会福祉士国家試験も受験し、見事1回で合格を手にした北野さん。なぜ介護福祉士の受験を考えたのでしょうか。
「前の職場を退職してからの就職活動のなかで、今後の福祉業界はWライセンス以上があった方がいいのではと感じました。利用者や法人の信用を得るためにも、挑戦を決意しました」。
「前の職場を退職してからの就職活動のなかで、今後の福祉業界はWライセンス以上があった方がいいのではと感じました。利用者や法人の信用を得るためにも、挑戦を決意しました」。
早め早めの準備と集中力を高めるための受験宣言
「まず、2010年10月〜12月の間に勉強をしました。1月からは新たな職場に転職したので、慣れるまでは健康第一で控えました。そしてまた、2011年4月〜2012年1月の期間勉強を続けました。
新たな職場の法人理事長・管理者には受験を伝え、覚悟を決め退路を絶ったことで集中力が増したように思います。また、サービス提供体制強化加算の一助になればと思い取り組めました」。
新たな職場の法人理事長・管理者には受験を伝え、覚悟を決め退路を絶ったことで集中力が増したように思います。また、サービス提供体制強化加算の一助になればと思い取り組めました」。
失敗の教訓を活かした勉強法
具体的な勉強法については、北野さんは、前回の社会福祉士受験での失敗の教訓を活かして進められたようです。
「平日は2〜3時間、休日は6〜8時間の勉強時間をとりました。実は、社会福祉士挑戦時には、睡眠不足で試験直前に風邪をひいてしまいました。徹夜はただの自己満足で終わる、睡眠不足は公私ともども悪影響を及ぼすことを痛感しました。そこで今回はその教訓から、『日付が変わるまでには就寝する』を実践しました。逆算して「何時までに何をマスターする(終わらせる)」と、細かく期限を設けて勉強を続けました。
2011年の8月までは『ワークブック』を3〜4回繰り返し読み込み、9月〜11月は『速習一問一答』『過去問解答解説集』(中央法規)と、ユリシス出版の一問一答方式の対策書をひたすら解きました。
年末年始の12月30日〜1月3日は、8時間以上勉強しました。この5日間のお陰で、2割くらいは得点がアップしたと感じています。一問一答2冊を一通り解き、まぐれの正解や、間違った問題にチェックを入れながら進めました。その後、過去問を単元ごとに解き、選択肢ごとに○☓の理由を自分で説明できるようになるまで、やはり時間設定をしながら解いていく方法をとりました」。
「平日は2〜3時間、休日は6〜8時間の勉強時間をとりました。実は、社会福祉士挑戦時には、睡眠不足で試験直前に風邪をひいてしまいました。徹夜はただの自己満足で終わる、睡眠不足は公私ともども悪影響を及ぼすことを痛感しました。そこで今回はその教訓から、『日付が変わるまでには就寝する』を実践しました。逆算して「何時までに何をマスターする(終わらせる)」と、細かく期限を設けて勉強を続けました。
2011年の8月までは『ワークブック』を3〜4回繰り返し読み込み、9月〜11月は『速習一問一答』『過去問解答解説集』(中央法規)と、ユリシス出版の一問一答方式の対策書をひたすら解きました。
年末年始の12月30日〜1月3日は、8時間以上勉強しました。この5日間のお陰で、2割くらいは得点がアップしたと感じています。一問一答2冊を一通り解き、まぐれの正解や、間違った問題にチェックを入れながら進めました。その後、過去問を単元ごとに解き、選択肢ごとに○☓の理由を自分で説明できるようになるまで、やはり時間設定をしながら解いていく方法をとりました」。
リフレッシュと休息重視
北野さんはリフレッシュや休息を重視したとのこと。どうやって時間を作ったのでしょうか。
「睡眠不足を感じたときは、9時、10時など早めに寝て、いつもより早く5時くらいに起きて勉強しました。また、週に1日、もしくは半日は“ノースタディデイ”を作りストレス解消やリフレッシュにあてました。
また、筆記試験に集中したかったので、介護技術講習会を受講したのですが、そこで専業主婦で幼児を育てながら勉強しているという女性と知り合い、『お互い忙しい身だが負けられない』と、良い刺激になりました」。
「睡眠不足を感じたときは、9時、10時など早めに寝て、いつもより早く5時くらいに起きて勉強しました。また、週に1日、もしくは半日は“ノースタディデイ”を作りストレス解消やリフレッシュにあてました。
また、筆記試験に集中したかったので、介護技術講習会を受講したのですが、そこで専業主婦で幼児を育てながら勉強しているという女性と知り合い、『お互い忙しい身だが負けられない』と、良い刺激になりました」。
受験される方に向けて
「“プロ”は群れないものだと思います。自力本願・自助努力・自己責任で試験勉強に取り組んでみてください。本気で取り組めば国試受験後の実務でも、覚えたことは必ず役立ちます。また、合格率が約50%だからと甘く見てはいけないと思います。準備万端・用意周到にしておかないと足元をすくわれます」。
準備も念入りに、効率の良い勉強法と休息を重視した北野さんですが、それでも、受験勉強期間で10kg(!!)やせたそう。また、今後は、認知症300万人時代到来に備え精神保健福祉士も受験する予定だそうです。北野さんの勉強法を参考に、皆さんも健康に気をつけながら、受験を乗り切ってくださいね。
準備も念入りに、効率の良い勉強法と休息を重視した北野さんですが、それでも、受験勉強期間で10kg(!!)やせたそう。また、今後は、認知症300万人時代到来に備え精神保健福祉士も受験する予定だそうです。北野さんの勉強法を参考に、皆さんも健康に気をつけながら、受験を乗り切ってくださいね。