社会福祉士国家試験(平成21年度・第22回) 問題文
【共通科目】人体の構造と機能及び疾病・7問
・合否の判定や設問内容についてのお問い合わせには応じかねますのでご了承願います。
|人体の構造と機能及び疾病(7問) |心理学理論と心理的支援(7問) |社会理論と社会システム(7問) |現代社会と福祉(10問) |地域福祉の理論と方法(10問) |福祉行財政と福祉計画(7問) |社会保障(7問) |低所得者に対する支援と生活保護制度(7問) |保健医療サービス(7問) |権利擁護と成年後見制度(7問) |社会調査の基礎(7問) |相談援助の基盤と専門職(7問) |相談援助の理論と方法(21問) |福祉サービスの組織と経営(7問) |高齢者に対する支援と介護保険制度(10問) |障害者に対する支援と障害者自立支援制度(7問) |児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度(7問) |就労支援サービス(4問) |更生保護制度(4問) |
|人体の構造と機能及び疾病(7問) |心理学理論と心理的支援(7問) |社会理論と社会システム(7問) |現代社会と福祉(10問) |地域福祉の理論と方法(10問) |福祉行財政と福祉計画(7問) |社会保障(7問) |低所得者に対する支援と生活保護制度(7問) |保健医療サービス(7問) |権利擁護と成年後見制度(7問) |社会調査の基礎(7問) |相談援助の基盤と専門職(7問) |相談援助の理論と方法(21問) |福祉サービスの組織と経営(7問) |高齢者に対する支援と介護保険制度(10問) |障害者に対する支援と障害者自立支援制度(7問) |児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度(7問) |就労支援サービス(4問) |更生保護制度(4問) |
問題1
身体の正常な成長・発達に関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい。
1 大泉門は,生後6か月までに自然に閉鎖する。
2 すべての原始反射は,生下時から認められ幼児期には消失する。
3 受精後8週目を過ぎると,人としての基本的生理機能を担う器官の形成期に入る。
4 学童期から青年期における顕著な身長の伸びには,成長ホルモンが関与している。
5 脳や感覚器官は,生後から成人まで緩やかなS字カーブを描いて成長する。
【問題1の解答】 4
1 大泉門は,生後6か月までに自然に閉鎖する。
2 すべての原始反射は,生下時から認められ幼児期には消失する。
3 受精後8週目を過ぎると,人としての基本的生理機能を担う器官の形成期に入る。
4 学童期から青年期における顕著な身長の伸びには,成長ホルモンが関与している。
5 脳や感覚器官は,生後から成人まで緩やかなS字カーブを描いて成長する。
【問題1の解答】 4
問題2
高齢者や老化に関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい。
1 加齢に伴って生理機能低下が顕著となる器官は,心臓である。
2 高齢者の難聴は,高音領域から始まる。
3 高齢者の「寝たきり」の原因で最も多い疾患は,骨粗鬆【しょう】症である。
4 高齢者の死因の第1位は,脳血管疾患である。
5 廃用症候群の一つに変形性関節症がある。
【問題2の解答】 2
1 加齢に伴って生理機能低下が顕著となる器官は,心臓である。
2 高齢者の難聴は,高音領域から始まる。
3 高齢者の「寝たきり」の原因で最も多い疾患は,骨粗鬆【しょう】症である。
4 高齢者の死因の第1位は,脳血管疾患である。
5 廃用症候群の一つに変形性関節症がある。
【問題2の解答】 2
問題3
心身機能と身体構造の概要に関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい。
1 心臓の左の心房と心室の間にある弁を三尖【せん】弁,右の心房と心室の間にある弁を僧帽弁という。
2 健康な成人において,血液細胞を作り出しているのは骨髄である。
3 脳幹は,上部から橋・中脳・延髄の順に並んでいる。
4 肺は左右2つからなり,左は3つ,右は2つの肺葉に分かれている。
5 細胞性免疫は,主にBリンパ球が関与する免疫である。
【問題3の解答】 2
1 心臓の左の心房と心室の間にある弁を三尖【せん】弁,右の心房と心室の間にある弁を僧帽弁という。
2 健康な成人において,血液細胞を作り出しているのは骨髄である。
3 脳幹は,上部から橋・中脳・延髄の順に並んでいる。
4 肺は左右2つからなり,左は3つ,右は2つの肺葉に分かれている。
5 細胞性免疫は,主にBリンパ球が関与する免疫である。
【問題3の解答】 2
問題4
国際生活機能分類(ICF)の基本的考え方と概要に関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい。
1 活動とは,生活・人生場面へのかかわりである。
2 参加とは,個人による課題や行為の遂行のことである。
3 活動制限とは,個人が何らかの生活・人生場面にかかわるときに経験する難しさのことである。
4 参加制約とは,個人が活動を行うときに生じる難しさのことである。
5 活動と参加は,単一のリストに属している。
【問題4の解答】 5
1 活動とは,生活・人生場面へのかかわりである。
2 参加とは,個人による課題や行為の遂行のことである。
3 活動制限とは,個人が何らかの生活・人生場面にかかわるときに経験する難しさのことである。
4 参加制約とは,個人が活動を行うときに生じる難しさのことである。
5 活動と参加は,単一のリストに属している。
【問題4の解答】 5
問題5
神経・筋疾患に関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい。
1 筋萎【い】縮性側索硬化症では,多くの場合,知的能力は障害されない。
2 パーキンソン病では,脳内のドーパミンという神経伝達物質が増加している。
3 大多数のてんかん発作は,服薬によっても抑制できない。
4 小脳疾患では,自らの意志によって身体を動かすことができない麻痺症状を生じる。
5 デュシェンヌ型進行性筋ジストロフィーは,女性に発症する遺伝性疾患である。
【問題5の解答】 1
1 筋萎【い】縮性側索硬化症では,多くの場合,知的能力は障害されない。
2 パーキンソン病では,脳内のドーパミンという神経伝達物質が増加している。
3 大多数のてんかん発作は,服薬によっても抑制できない。
4 小脳疾患では,自らの意志によって身体を動かすことができない麻痺症状を生じる。
5 デュシェンヌ型進行性筋ジストロフィーは,女性に発症する遺伝性疾患である。
【問題5の解答】 1
問題6
嚥【えん】下に関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい。
1 一連の嚥下運動は,随意筋の作用でおこる。
2 高齢者において,嚥下障害による肺炎はまれである。
3 脳血管疾患は,嚥下障害の原因疾患の一つである。
4 とろみをつけた食品は,誤嚥の原因となりやすい。
5 食事でむせる場合には,頸【けい】部を後屈すると軽快する。
【問題6の解答】 3
1 一連の嚥下運動は,随意筋の作用でおこる。
2 高齢者において,嚥下障害による肺炎はまれである。
3 脳血管疾患は,嚥下障害の原因疾患の一つである。
4 とろみをつけた食品は,誤嚥の原因となりやすい。
5 食事でむせる場合には,頸【けい】部を後屈すると軽快する。
【問題6の解答】 3
問題7
DSM-IV(精神疾患の診断・統計マニュアル第4版)に関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい。
1 世界保健機関(WHO)によって作成された。
2 I軸からVI軸までの多軸診断を行う。
3 V軸では心理テストの所見を記載する。
4 大【だい】うつ病エピソードの診断には,「抑うつ気分」あるいは「興味または喜びの喪失」が重要視されている。
5 統合失調症と診断するには,障害の持続的な徴候が,少なくとも2週間存在することが必要である。
【問題7の解答】 4
1 世界保健機関(WHO)によって作成された。
2 I軸からVI軸までの多軸診断を行う。
3 V軸では心理テストの所見を記載する。
4 大【だい】うつ病エピソードの診断には,「抑うつ気分」あるいは「興味または喜びの喪失」が重要視されている。
5 統合失調症と診断するには,障害の持続的な徴候が,少なくとも2週間存在することが必要である。
【問題7の解答】 4