積み上げること、続けること(最終回)
人生にはいろいろな出会いがある。人と人との出会い、自然との出会いなどなど。縁あって中央法規出版の「けあサポ」のブログを担当させていただいてから、早くも一年を経過しようとしている。
第1回は、2008年4月1日、「私が在宅介護に踏み切ったわけ」であった。今振り返って読んでみると、がむしゃらに突っ走ってきた自分の人生に、改めて拍手を送りたいと思う。と同時に、積み上げること、続けることの大切さを実感する。「継続は力なり」と昔から言われているが、まさにその通りとうなずける。
研究と実践
「丈夫で長生きをする」というためには、生命の根源とも言うべき心臓を大切にすること。つまり、心臓によけいな負担をかけないことが何より大切である。
高血圧や肥満は、この負担の代表的なものとして知られている。この課題は今も昔も変わらない。
会津そばの思い出
細く長く生きたいという願いは、年越そばの由来の一つ。昔は、金細工の金粉を集めるのにそば粉を使ったので、「福を寄せる食べ物」として、縁起物扱いされたといわれている。
めん類のなかで私がいちばん好きなのは、そば。そばは、たんぱく質も良質なうえ、そばの成分の一つであるルチンは、毛細血管を丈夫にするので、そばを常食していると、高血圧予防によいとされている。
わが家は、私も家族もみんなそば党で、どこそこにおいしいそば屋があると聞くと、すぐ行くのが慣例であった。
日本で二番目に設立された自然史系博物館
私は、旅その他で地方に出かけると、その土地の博物館を見学することが習慣化している。
仙台市内にある財団法人斎藤報恩会・自然博物館もその一つ。財団設立は1923(大正12)年、博物館開館は1933(昭和8)年。
東京上野にある国立科学博物館に次いで日本で二番目に設立された、自然史系博物館である。
主として、東北地方に関する学術研究と一般市民に対する学術普及を目的として設立され、現在に至っている。