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今月のおはよう21

おはよう21

介護専門職の総合情報誌『おはよう21』最新号の内容をご紹介します。

注目! 介護インフルエンサー
第1回 はたつんさん(前編)
「介護職って最高にかっこいい!」私がSNSで発信する理由

SNSなどを通じて、介護の魅力やケアに必要な知識・技術を発信する「介護インフルエンサー」。今回は、YouTube「はたつん介護士」として活躍するはたつんさんにインタビューし、介護をテーマに発信をする理由や介護への思いを伺いました。

本記事は、『おはよう21』2024年5月号の「注目! 介護インフルエンサー」をもとに作成したものです。

――介護職になったきっかけを教えてください

もともとバンドのボーカルになるのが夢で、高校卒業後は音楽の専門学校に入学したんです。

そこで「チキンスープ」というバンドを結成し、音楽活動を始めました。でも、それだけでは食べていくことができず、卒業後も音楽を続けるためには、何か仕事に就く必要がありました。

ちょうどそのとき、バンドのメンバーの一人が介護職になるということを聞いたんです。
「じゃあ、私もやってみよう」と思って、デイサービスで働き始めたのが介護との出会いです。
そこでは12年間働かせてもらいました。

――なぜ介護をテーマに発信を始めたのですか?

もともとバンドのことを知ってもらいたくて、自分の好きな美容とか、音楽を動画で発信していました。
その一つとして、自分が経験してきた介護も発信してみようと思い、介護職の声かけの「あるある」動画をTikTokにアップしたのが始まりですね。
これがたまたまバズって、今の活動につながっています。

――発信のテーマは何ですか?

大切にしているのは、「共感」で「元気になってもらうこと」です。

私はバンドでも介護でも、「かかわる人を元気にしたい」と思っていて、それが活動の根底にあります。
私がはじめて「介護って楽しい」と思ったのも、デイサービスのレクリエーションで利用者さんが元気になる姿を見たときなんです。

介護職って、人生をサポートするかっこいい仕事だと思います。
だけど、世間ではネガティブなイメージがあるから、自分に自信がもてなかったり、人に相談できずに悩んでる方が多い気がするんです。

そんな介護職の皆さんが、「失敗したり、悩んでいるのは自分だけじゃない」って共感して元気になれるように、楽しくポジティブな動画を発信しています。

はたつん
介護歴13年の介護系インフルエンサー。介護福祉士、レクリエーション介護士2級。YouTube「はたつん介護士」チャンネル登録者数4.1万人、TikTokフォロワー5.5万人。持ち前の明るさで介護職の「あるある」を中心に、利用者への声かけの仕方や現場で役立つ豆知識などを発信している。

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