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今月のケアマネジャー

ケアマネジャー

介護専門職の総合情報誌『ケアマネジャー』最新号の内容をご紹介します。

速報! 今年はこう変わる 社会保障制度2022[特集記事から]

 『ケアマネジャー』2022年4月号から、特集(速報! 今年はこう変わる 社会保障制度2022)の内容を一部ご紹介いたします。

 4 月から社会保障制度の各分野で改正が行われます。
本特集では、その内容等を図版を交えてわかりやすく解説します。
ケアマネジャーの皆様、令和4 年度の実務に是非ご活用ください。

障害者福祉

2024年度の制度改正迫る!
注目の2大ポイント

 障害者総合支援法の次期改正に向けた審議が、現在、厚生労働省の社会保障審議会障害者部会で進められています。施行期一章速報障害者福祉障日は、次期障害サービス等報酬改定の実施日であり、かつ、第7期障害福祉計画の始期でもある「2024年4月」となる予定です。

ポイント①
地域生活支援拠点の整備

 障害の重度化・高齢化や“親亡き後”への対応を強化する趣旨で、「地域生活支援拠点」の整備を市町村の努力義務として法令上正式に位置づけ、関係機関との連携も含めた「24時間の連絡体制」の整備を推進していく。

ポイント②
自立生活援助の普及拡大

 障害者の居宅に定期訪問等を行い相談や助言等を行うサービス=「自立生活援助」について、要件を緩和。普及拡大を図り、対象者の状況に応じた多様な支援形態を設ける。

地域生活支援拠点等の概要

1. 障害者福祉と介護保険の違い

 障害者総合支援制度は、サービス内容も利用の流れも介護保険制度と類似していますが、大きく異なる点もあります。ざっくりと押さえておきましょう。

①「利用できるサービス量」は個別に決定される

 障害支援区分は、介護保険の「要介護度」と同じように、本人の心身状態を調査して支援の必要度の切り分けが行われます。ただし、その利用目的は「標準的な支援の度合い」の把握にとどまり、サービスの内容・量は市町村が個別に決定します。介護保険のような「区分支給限度額」は存在しません。

②計画“案”を提出する

 サービスは、介護保険のケアプランにあたる「サービス等利用計画」に沿って提供されます。サービス等利用計画は、介護保険のケアマネジャーにあたる相談支援専門員が、市町村による支給決定の前に「計画案」を、支給決定後に“案”の取れた「本計画」を、それぞれ作成・提出します。つまり2回提出することになります。

……このほか、全部で6つのポイントがあります。

執筆

執筆 福島敏之 総合社会保障研究所代表、社会福祉

 以上は、『ケアマネジャー』2022年4月号の特集の内容です。このほかにも下記のような内容を解説しております。ぜひお手に取ってご覧ください。

特集

速報! 今年はこう変わる 社会保障制度2022

障害者福祉
 ◎2024年度の制度改正迫る! 注目の2大ポイント
1. 障害者福祉と介護保険の違い
2. 障害福祉サービス
3. 自立支援医療と補装具・日常生活用具

生活保護
◎高齢者の生活に影響大!? 貸付返済の開始等を要チェック
1. 人生のリスクと社会保障
2. 生活保護制度
3. 生活困窮者自立支援制度
4. 生活福祉資金貸付制度

医療保険
◎高齢者の医療費負担増 家計に影響大
1. 一部負担金
2. 入院時の食費と光熱費の負担
3. 保険外のサービスの“自費負担”
4. 高額療養費

年金
◎2022年度の年金額、対前年度比マイナス0.4%
1. 年金制度がカバーする3つのリスク
2.「 国民年金」と「厚生年金」、2階建ての体系

権利擁護
◎成年後見制度の運用見直しへ 選任された後見人を再評価
1. 権利擁護の3つの柱
2. 虐待防止
3. 財産被害の回復支援
4. 成年後見制度
5. 日常生活自立支援事業

子ども家庭福祉
 ◎今求められる「子ども家庭福祉」の知識
1. 保育・子育て支援
 2. ひとり親家庭への支援
3. 社会的養護(社会的養育)
4. 障害をもつ子どもへの支援

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けあサポでは今後、中央法規出版発行の月刊誌『おはよう21』『ケアマネジャー』について、最新号のお知らせや、介護現場の皆様に役立つ記事の公開をしてまいります。
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