ケアマネ必見! 厳選おすすめ本をまるっと紹介
本コーナーは、ケアマネ・福祉職に本当におすすめしたい本を、より詳しく紹介しています。目次や立ち読みページだけではわからない具体的な内容や特徴をまるっとお伝えします。
「スキルアップのために本を買いたいけど何を選べばよいかわからない・・・」、そんな方もお気に入りの1冊が見つかるはず。ぜひ息抜きがてら、ご覧ください。
【ケアマネ・福祉職】精神疾患の種類・症状から家族ケアのポイントまで!
近年、「8050問題」が社会問題となっています。対人援助職は、精神疾患のある人やひきこもり状態になっている人等への支援を求められる機会が増えているのではないでしょうか。精神疾患の種類や症状を理解すると同時に、家族ケアの視点や薬物療法以外のアプローチを学ぶことで、具体的な実践のヒントが得られます!
チームで取り組む
ケアマネ・医療・福祉職のための精神疾患ガイド
この本を通して得られるもの
✅精神疾患の種類・症状、支援者としてのかかわり方がわかる!
✅実践事例から、チームで取り組む精神疾患のある人への支援の全体像が理解できる!
ここが読みどころ
◆精神疾患の基本的な症状+支援のポイントがわかる!
本書では、高齢者に多い心の病気を中心に、認知症・せん妄・統合失調症・妄想性障害・うつ病・身体表現性障害・アルコール依存症・パーソナリティ障害・自閉症スペクトラム障害・症状性精神障害等の症状や経過、特徴を紹介しています。
単なる知識にとどまらず、それぞれの疾患につき事例を掲載し、アセスメントの思考過程、支援の方向性を示しています。支援者のかかわり方によって、精神疾患のある人の症状がよい方向へ変化するのがよくわかり、参考になります!
◆チームで取り組む支援プロセスがわかる!
3つの詳細な事例(①相談支援専門員を中心とした支援のプロセス、②地域ケア会議における情報共有等の場面、③事例検討会における多職種によるチームケアの役割分担等の場面)を掲載しています。事例をどのようにとらえ、読み解けばよいのかを解説したうえで、サービス担当者会議の方法やケアプランの記載例等具体的な内容を紹介しています。メインの支援者のかかわり方だけでなく、サブ機関としてかかわる支援者との連携方法なども記載しているため、支援現場において役割に応じた立ち回り方なども参考になります!
注目ポイント
❶家族との関係性を読み解く方法を解説
精神疾患のある人への支援でキーポイントとなるのは「家族」です。編者は、家族支援のプロでもあり、家族システムのとらえ方などわかりやすく解説しています。家族とのかかわり方で悩んでいる人は必読です!
❷オープンダイアローグやトラウマインフォームドケアなどの注目アプローチも紹介!
精神疾患のある人を支える理論として知っておきたいオープンダイアローグやトラウマインフォームドケア(TIC)を解説しています。薬物療法以外のアプローチとして注目されていて、精神疾患のある人を尊重する意味でも押さえておきたい技法です!
読者からの声
- ・「支援のうえで重要なポイントがよくわかりました。事例がとても参考になりました」(A.C.さん)