ケアマネ必見! 厳選おすすめ本をまるっと紹介
本コーナーは、ケアマネ・福祉職に本当におすすめしたい本を、より詳しく紹介しています。目次や立ち読みページだけではわからない具体的な内容や特徴をまるっとお伝えします。
「スキルアップのために本を買いたいけど何を選べばよいかわからない・・・」、そんな方もお気に入りの1冊が見つかるはず。ぜひ息抜きがてら、ご覧ください。
居宅ケアマネとは違う?【施設ケアマネ】におすすめの書籍
だいじをギュッと!ケアマネ実践力シリーズ
施設ケアマネジメント―利用者支援とチームづくりのポイント
この本を通して得られるもの
✅施設におけるケアマネジメントプロセスがよくわかる!
✅施設ケアマネジャーとして必要なチームマネジメント力が身につく!
施設におけるケアマネジャーは、介護職と兼務であったり、施設に一人しか配置されておらず孤立していたり、居宅介護支援事業所のケアマネジャーとはかなり事情が異なります。そんななかでも自信をもって、施設ケアマネジメントを実践していくために必要な業務のエッセンスを解説しています。
ここが読みどころ
◆アセスメント
施設ケアマネジャーがはじめて利用者に会うとき、利用者は、認知症や身体機能障害等で自分の思いを表現できない場合もあります。その際、どのようにニーズを導き出し、合意形成していくのかを解説しています。アセスメントに必要な「利用者を個別的に理解する」ための視点を、ADL/IADLや生活史、環境といった項目に沿って、紹介します!
◇施設ケアプラン
施設ケアマネジャーを悩ませるケアプランについて、ニーズ欄の具体的な表現方法、長期目標・短期目標をつくる際の留意点、サービス内容の書き方など一つひとつ丁寧に解説しています。実際に帳票に書き込んだような見本文例も掲載しているので、自分のケアプランと見比べながら、書いてみることもおすすめです♩
◆サービス担当者会議
「サービス担当者会議ってそもそも何のためにやっているの?」「どんな効果があるの?」といった基本的なギモンが解決できます。各専門職が顔を合わせて行うサービス担当者会議だからこそできるチーム力を高めるためのポイントやチームで利用者理解を深めるためのポイントがわかります!
◇モニタリング・終結
施設におけるモニタリングで確認すべきポイントや利用者・家族によるセルフモニタリングを解説しています。施設ケアマネジャーは、他職種と連携しながらモニタリングを行うため、記録の重要性も高くなります。どのように記録を活用し、終結につなげていくかということも紹介しています!
◆施設におけるシステムづくり
生活相談員、ケアワーカー、看護師、主治医、外部医療機関、栄養士、居宅ケアマネジャー、地域住民それぞれと効果的に連携するために必要な知識を解説しています。他職種・他機関の役割や共有すべき内容など詳しく紹介しています!
注目ポイント
❶「まとめ」で大事なトコロを再確認!
項目ごとに、「まとめ」を掲載しています。解説してきた内容をコンパクトに箇条書きで要約しているので、改めて重要なポイントを理解できます。
❷具体的なコラムで納得感アップ!
施設現場の具体的な体験談等をコラムで掲載しています。実際の会話等も掲載しているため、イメージが広がり「私の施設でも注意しなきゃ!」「自分の施設ではどうだったかな?」と身近に感じながら読み進めることができます!
読者からの声
- ・「アセスメントからケアプラン、認知症や看取りケアについて、知りたいことが書いてあってわかりやすく読めました」(H.Nさん)