ケアマネ必見! 厳選おすすめ本をまるっと紹介
本コーナーは、ケアマネ・福祉職に本当におすすめしたい本を、より詳しく紹介しています。目次や立ち読みページだけではわからない具体的な内容や特徴をまるっとお伝えします。
「スキルアップのために本を買いたいけど何を選べばよいかわからない・・・」、そんな方もお気に入りの1冊が見つかるはず。ぜひ息抜きがてら、ご覧ください。
ひきこもり支援のエッセンスが学べる!
支援のなかで、ひきこもり状態の人に出会ったとき、どのような対応をすればよいのか、また、どのような対応をしてはならないのかがわかります。親子関係に焦点を当てた内容ですが、専門職にとっても参考になる1冊です。
親も子も楽になる
ひきこもり“心の距離”を縮めるコミュニケーションの方法 改訂版
この本を通して得られるもの
✅ひきこもりのメカニズムや生きづらさが理解できる!
✅ひきこもりの人への具体的な対応方法がわかる!
ここが読みどころ
ひきこもりの背景にある課題がわかる
そもそもなぜ、ひきこもりという状態になってしまうのか、背景にある精神疾患や発達障害に関する知識、長期化させてしまう親子関係について解説しています。特に、ひきこもりの本人と家族の共依存的な関係による状況など、支援者としてかかわるうえで知っておきたい知識が得られます!
ひきこもりの人と家族が前進するための方法を知ることができる
ひきこもりの人の家族は、本人とどのように接したらよいのか悩んでいます。何年もうまくいかない状況に本人も家族も疲弊してしまっているかもしれません。そういった家族に支援者としてどのようなアドバイスをすればよいのか、参考になる具体的な方法が複数紹介されています。
「先回りをしない」「子どもができていることに目を向ける」「子どもの苦しさを知る」など具体例とともに、どのように日常に取り入れればよいのかわかりやすく解説しています。
注目ポイント
❶300人以上のひきこもり家族を支援してきた著者だからこそわかるスキル!
著者は従来のひきこもり支援に疑問を感じて、2015年に自身のNPOにて支援を開始しました。多くの家庭でひきこもりの本人が居場所に通所したり、就労につながったりという成果が上がり、注目されています。本書は、そこで家族がまず学ぶ「家族心理教育」の内容をベースにしています!
❷具体例が豊富で、共感しながら理解できる!
著者の豊富な支援経験から、解説の各所に具体例を掲載しています。理論的な内容でも、「例えば・・・」「具体的には・・・」とイメージしやすい個別ケースが紹介されるなど、共感しながら読み進めることができます。
読者からの声
- ・「ひきこもり問題への家族支援の重要性がよくわかった!」(Y.Sさん)
- ・「メディアで見た著者の本。対話の大切さを感じた」(M.Sさん)