山口晃弘の超幸齢社会の最幸介護術
超高齢社会を実り多き「幸齢社会」にするために、
介護職がすべきこととは?
元気がとりえの介護職・山口晃弘が紡ぐ最幸介護術。
- プロフィール山口 晃弘 (やまぐち あきひろ)
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介護福祉士、介護支援専門員。1971年、東京都生まれ。高校卒業後、設計士、身体障害者施設職員を経て、特別養護老人ホームに入職し、介護職・生活相談員を務め、その後グループホームの管理者となる。
現在、社会福祉法人敬心福祉会 千歳敬心苑の施設長。著書に『最強の介護職、最幸の介護術』(ワニブックス、2014年)、『介護リーダー必読! 元気な職場をつくる、みんなを笑顔にする リーダシップの極意』(中央法規出版、2021年)がある。
反逆の炎は燃える
全国老人福祉施設協議会(老施協)からご連絡をいただき、今年の全国大会の分科会でシンポジウムに参加させていただくことになりました。 ありがたいことです。
11月に石川県で開催されます。近県の方は是非ご参加ください。
10月には埼玉県で、11月は石川県、12月は栃木県、大阪…と連戦が続きます。
月刊誌の連載も始まるし、毎週のブログもあるし・・・何しろ本業の施設改革があるので、いよいよコンディション保っていかなければ、と決意を新たにしています。
必要としてくれる人がいて、認めてくれる人がいる。これは人生における喜びだと、心から感謝しております。ありがとうございます。
私が、外での仕事も疎かにしないのは、力を手に入れるためです。
どんなに正しいことをしても、明らかにこちらが正しくても、勝つのは正しい者ではありません。力のある者です。
世の中は、何をするか、何を言うかじゃない。誰がするか、誰が言うかです。
今までそれを嫌という程味わってきました。こんな理不尽な苦しみはもう御免です。
だから、力には力で勝負します。
私には、介護という仕事を通じて出逢った仲間が大勢います。
その多くの仲間達が、志があるのに、努力しているのに、報われないどころか虐げられている者ばかり。どんなに大切な仲間を守りたくても、力が無ければ守れません。
正義無き力は無能なり、力無き正義も無能なり。
だから、私は力をつけます。
志があり、努力をし、優しい介護職が報われるべきです。
高齢者はそういう介護職に囲まれて、晩年を幸せに過ごすべきです。
これからも必要とされる限り、身体の続く限り、自分のできることを精一杯していこうと思います。
皆さんとお会い出来るのが楽しみです。その時は、ダーッ!っとやりましょう!