山口晃弘の超幸齢社会の最幸介護術
超高齢社会を実り多き「幸齢社会」にするために、
介護職がすべきこととは?
元気がとりえの介護職・山口晃弘が紡ぐ最幸介護術。
- プロフィール山口 晃弘 (やまぐち あきひろ)
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介護福祉士、介護支援専門員。1971年、東京都生まれ。高校卒業後、設計士、身体障害者施設職員を経て、特別養護老人ホームに入職し、介護職・生活相談員を務め、その後グループホームの管理者となる。
現在、社会福祉法人敬心福祉会 千歳敬心苑の施設長。著書に『最強の介護職、最幸の介護術』(ワニブックス、2014年)、『介護リーダー必読! 元気な職場をつくる、みんなを笑顔にする リーダシップの極意』(中央法規出版、2021年)がある。
一身上の都合により…
1月末をもって、15年半勤務した会社を退職しました。
利用者さん、ご家族の皆さん、地域の方、関係者の方たち…大変お世話になりました。感謝の気持ちでいっぱいです。
29歳の時、高齢者介護の世界に飛び込みました。それまでは、空手のチャンピオンを目指していたのですから、我ながら面白い選択をしたと思います。
無鉄砲で、思い立ったら吉日。意地っ張りで、一度こうと思い込んだら、絶対に信念を曲げない、面倒くさい男。そんな私を温かく見守り、応援してくださった皆さん。今日までやってこられたのは、皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。
そして、職員たち…というより、仲間たち。
私が上司になってから、本当に着いて来るのは大変だったと思います。
私は上下関係に厳しい。挨拶、言葉遣い、自分が立って話している時に座って聴くことを許さない。今まで経験したことのない上司に、戸惑ったことだと思います。
私の指導のモットーは、「万一、他の職業に就くことになっても、どこに行っても恥をかかせない。どこに行っても通用する職員を育てる」です。
随分と厳しいことも言いました。仕事はすべてPDCAサイクルに則って。企画書は文字どおり「企み」がないと判を押さない。何より、利用者さんを想ってのことでなければ、一切認めない。
影でブーブー言ってた? かもしれないけど、よくぞついてきてくれました。
みんなは、私の自慢です。誇りです。
私は、みんなが実践してくれたことを整理しただけのおいしいとこどり(笑)。
今の私があるのは、間違いなく、みんなのおかげです。本当にありがとう。
2月からは、新天地でお世話になります。
利用者さん、職員たちとの新しい出会いが楽しみです。
私も、今までお世話になった皆さんや職員たちの自慢、誇りになれるよう、頑張っていきます。このブログを媒体に、これからもみなさんに元気を発信していければと思います。
今後ともよろしくお願い致します。