和田行男の婆さんとともに
「大逆転の痴呆ケア」でお馴染みの和田行男(大起エンゼルヘルプ)がけあサポに登場!
全国の人々と接する中で感じたこと、和田さんならではの語り口でお伝えします。
- プロフィール和田 行男 (わだ ゆきお)
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高知県生まれ。1987年、国鉄の電車修理工から福祉の世界へ大転身。
特別養護老人ホームなどを経験したのち99年、東京都で初めてとなる「グループホームこもれび」の施設長に。現在は株式会社大起エンゼルヘルプ地域密着・地域包括事業部 入居・通所事業部部長。介護福祉士。2003年に書き下ろした『大逆転の痴呆ケア』(中央法規)が大ブレイクした。
残暑お痛み申し上げます
皆さんにとって、今年の夏はどうでしたか。
僕は、年度初めからカッ飛ばしすぎたのか、7月に入って歩くのが困難になるほど臀部の筋肉を傷め、整形外科へ通いました。
月2500キロ以上長距離ドライブする「仕事グルマ」の運転席シートを、腰や臀部に負担が少ない姿勢がとれる僕に合ったものに交換してもらい、その後は何とか痛みを誤魔化して乗り切っていますが、8月ベトナム帰国後から体調を崩してしまいました。おそらくコロナウイルスに負けたのだと思いますが、陰性ではありました。
それと並行して右手中指の「バネ指」が再発!
痛いワ・指が伸びないワでパソコンが億劫になりました。こいつ、めちゃくちゃ、うっとうしいんですよ。自分の意図とは無関係に動かなくなり・勝手に動きますからね。
そのバネ指で身体を洗うと右手中指が膠着してしまうことが起こって痛みが出現するのですが、それに気をとられ注意力が低下したのか、風呂場の椅子から滑り落ちてしまいました。
これが実にすばらしい滑降(格好)で「ツルン・デン・イタタァ!」までコンマ数秒の世界記録だったんじゃないでしょうか。
生まれて初めて「ろっ骨骨折」という骨折を経験しました。
周りは好き勝手に「年なんだから!」なんて言ってきますが、僕的には「調整」です。
つまり、走りすぎを感じた脳が調整してくれて、強制的に走れなくしてくれたってことで、高齢という齢期は、「アクセルとブレーキの絶妙の織り合い期」ということではないかと思っています。
ここまで、ずっとアクセル踏みっぱなしで、ブレーキの存在すら知らなかったですからね。
今は筋肉炎症や骨折のおかげで、重たいものは連れ合いから「持たなくていいよ」って言ってもらえますし、ちびっ子たちにお願いするとサッサと手伝ってくれますからね。ありがたいことです。
何とか、パソコンの前に一定時間座っていられるようになり、ブログにも取り組めるようになりましたので、また思いっきり走れるようになるのも時間の問題でしょう。近況報告でした。
実に賑やかな「2022夏」となり、まだ「残暑お痛み申し上げます」です。
写真
「神々に平和を祈る女子」
とでもしておきましょうかね。