和田行男の婆さんとともに
「大逆転の痴呆ケア」でお馴染みの和田行男(大起エンゼルヘルプ)がけあサポに登場!
全国の人々と接する中で感じたこと、和田さんならではの語り口でお伝えします。
- プロフィール和田 行男 (わだ ゆきお)
-
高知県生まれ。1987年、国鉄の電車修理工から福祉の世界へ大転身。
特別養護老人ホームなどを経験したのち99年、東京都で初めてとなる「グループホームこもれび」の施設長に。現在は株式会社大起エンゼルヘルプ地域密着・地域包括事業部 入居・通所事業部部長。介護福祉士。2003年に書き下ろした『大逆転の痴呆ケア』(中央法規)が大ブレイクした。
雑感
予定されていた研修会や講演会が、新型コロナウイルスで中止・延期になり、社内会議や社内研修会まで中止にしたので頭が止まってしまったのか、ブログ記事が描けなくなってしまいました。
介護現場で直接支援の仕事に就いて日々婆さんと接していると頭が止まってしまうなんて考えられないので、こんな恥ずかしいことにはならないでしょうね。
一週間遅れの記事なのにこんなことで申し訳ないですが、「雑感」で済まさせていただきます。
■大嫌い初春
中学生の頃からこの時期は「眠くて眠くてしょうがない」ときで、僕の中で「初春大嫌い」の元になっていますが、ここ数年眠気がひどくなってきました。
20歳代の頃も酷いときには人が話してくれている最中に眠ってしまうことがあり、その原因は「春」で済ませていましたが、数年前からその原因はアレルギーかもしれないと思うようになりました。
15年ほど前に九州へ出かけたとき、顔から首筋まで腫れが出て「黄砂アレルギー」の診断を受けたことがありましたので、それ以降黄砂は気にかけていましたが、最近は花粉症なのかもしれないと思うようになりました。
眠気・鼻水・目が痒い・目疲れなど同時多発テロ攻撃を受けていて且つ、今年メンドウなところは、アレルギー性のくしゃみなのに、他人さまから「新型コロナ患者では?」の目で見られてしまうことです。
僕はまだ軽い状態のほうだと思うのでいいのですが、くしゃみが出だしたら止まらないほどの方はいたたまれないでしょうね。
■中止and延期
毎年「災害支援法人ネットワーク(通称:おせっかいネット)」で春と秋に開催している学習交流会ですが、さすがにこの春予定していた交流会は中止としました。
2011年東北大震災発生の五か月後、長崎県佐世保市に10法人の仲間が集まってこのネットワークを結成しました。
2020年の今年、十年目を迎えることになり、改めてスタート地点佐世保市に仲間と共に意を固める予定でした。
中止の判断が下された時点で、長崎県では新型コロナウイルス感染者数はゼロ。ネットワークには北海道・東京都・愛知県と新型コロナウイルス感染者数ベスト3地域の仲間もいますから、このメンバーの長崎入りはリスクが大きいと判断しました。
というより、そもそも災害のための会が、コンマ何パーセントであったとしても県民のリスクを高めてまで集まる必要性は全くないわけで、地元長崎県の交流会受入幹事法人が下した判断は賢明でした。
中止・延期といえば、気になるのは何といっても「オリ・パラ東京大会」です。
何を気にしているかっていうと、観戦チケットをゲットしている我が家的には、コロナ事情で「観戦できなくなることはしょうがない」「定款上お金が払い戻されないこともしょうがない」と受け止められたとしても、「手元に入場券がくるかどうか」は、事によっては暴れたくなるほど重大なことで、チケットを拝むこともなくお金だけとられて中止ではたまらんわけですよ。
延期ならいいのですが、中止なら入場券だけは発行してもらいたい、それだけなんですがね。
■お地蔵さん化防止
感染症拡散防止で建屋に引き籠らざるを得ず、ただでさえ動きが少ない・小さい・狭い介護施設高齢者で「コロナでお地蔵さん化が急速にすすんでいないか危惧している」とうちの連中にメールを入れたところ、「あれこれ工夫を凝らして、いつもとは違うアプローチでお地蔵さん化防止に取り組んでいる」という若きリーダーからメールが届きました。
お地蔵さんのようにじっとしていたのでは脳も身体も硬くなるのは目に見えており、そうならないように今できることに取り組もうとする姿勢に、専門職としてのプライドと誇りを感じとれ、若手だけに喜びが増幅されて、とてもHAPPYでした。
■評語
漫才の世界に「M-1グランプリ」という大会がありますが、これは2001年に始まったようで、初代王者は今もバリバリ活躍している「中川家」というコンビです。
先日連れ合いが「2001年~2010年M-1グランプリダイジェスト版DVD」をゲット。
そこに収められているのは、M-1王者が披露した決勝に至る二本の漫才等10年分で、今活躍しているブラックマヨネーズやチュートリアルが出てきます。
その連中が繰り広げる漫才の面白さもさることながら僕が一番愉しめたのは、大会審査委員長・島田紳助さんが語る「評」で、その評は漫才等の「技術評」から、その当時の「その界の状況評」、業界人の「人間模様評」など、素人の僕をも「なるほど!」と思わせてくれる職業人としての「評」を感じ、僕はさすがだなぁと思いました。
僕も、「なるほど」「さすが」と思ってもらえる「評ある語り」ができるように精進せんとあかんなと思いました。
写真
見事でしょ。無いないと騒がれているトイレットペーパーの通路。心意気を感じるでしょ。