辻川泰史の介護事業経営に必要な考え方
一期一会の出会いを大切にし、介護のプロとしてサービスを提供する辻川泰史さんによる、これからの事業所運営の指南ブログ。
- プロフィール辻川 泰史 （つじかわ やすし）
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1978年東京都生まれ。98年、日本福祉教育専門学校卒業。
老人ホーム、在宅介護会社勤務を経 て2002年、（有）はっぴーライフを設立（05年に株式会社化）。08年、（株）エイチエルを設立。現在、コンサルティ ング、講演、セミナーなどでも活躍中。
著書に『福祉の仕事を人生に活かす！』（中央法規、2009年）がある。
はっぴーライフHP
http://www.hl-tokyo.com/
対談ムービー http://www.youtube.com/user/2g66
年齢・資格を問わない？
年齢・資格・経験、問いません！ バカか？ 誰でもいいの？ 今いるスタッフが見て納得する求人でしょうか？ 当社のスタッフは誰でもいいなかで応募してきたスタッフです、と言っているようなものです。
ここに経営者の本質がみえます。
素晴らしい「働き方改革」のおかげで、求職者の希望が優先されるので、会社の状況、環境は二の次になります。
労働人口が減少している社会ですから、そういった求職者のニーズを満たす企業にならなくてはいけない状況です。まさに売り手市場です。求人募集も媚びたキャッチーなものじゃなきゃダメか？ と絶望している経営者が多いのではないでしょうか！
もう潰しちゃおう！ 吹っ切れよう！ 辞めちゃおう！ と、働く場を創造する経営者が弱くなるなら、その結果はどうなるのでしょうか？
起業家精神は育たず、回れ右のつまらない集団が生まれ、そして、日本は勢いをなくしてしまいます。
お盆や正月に親戚で集まると先祖の武勇伝や功績を聞く機会があります。自分の死後に、何か世の中や社会に貢献したと子どもや孫に語られる人物になりたいと思う経営者が多いと思います。一時凌ぎの媚びた経営は生き方に反する！ とも思いません。
経営者って大変です。無理して賞与を出しても少ない！ 昇級させてもこれだけ？ 人を増やしても足りない！ 状況をみずに有給の申し出も快諾！
スタッフの欲求は果てしなく尽きることなく続き、辟易します。だけど、笑顔で元気にいくしかありません。
そんなときには遊就館や知覧などに行ってみることも一案です！ すごく幸せな時代に生きていると実感します。
何をするか！ 誰とするか！ 今日も前に進みましょう。
