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辻川泰史の介護事業経営に必要な考え方

辻川 泰史 (つじかわ やすし)

一期一会の出会いを大切にし、介護のプロとしてサービスを提供する辻川泰史さんによる、これからの事業所運営の指南ブログ。

プロフィール辻川 泰史 (つじかわ やすし)

1978年東京都生まれ。98年、日本福祉教育専門学校卒業。
老人ホーム、在宅介護会社勤務を経 て2002年、(有)はっぴーライフを設立(05年に株式会社化)。08年、(株)エイチエルを設立。現在、コンサルティ ング、講演、セミナーなどでも活躍中。
著書に『福祉の仕事を人生に活かす!』(中央法規、2009年)がある。
はっぴーライフHP
http://www.hl-tokyo.com/
対談ムービー http://www.youtube.com/user/2g66

一歩

 ナポレオン・ヒルの「思考は現実化する」は経営者になる前に読みました。成功哲学という聞きなれない言葉に初めて出会ったのもこの書籍からです。その「思考は現実化する」より引用し記述します。下記の記述はあと一歩の所まできて、あきらめてしまう人、挫折してしまう人、そういった方に共通していえることだと思います。

 あきらめ、挫折などをしてしまうとき、原因の多くは自分自身があきらめることを決断したということを棚に上げて、最もらしい理由をつけたり、誰かのせいにしたりしがちです。

 あと一歩の努力が大切なときもあると思います。下記は「思考は現実化する」より

 ゴールドラッシュの時代に、ダーヴィーたちは、一攫千金を夢見て西部に出かけて行った。
彼らが鉱脈を掘り進むにつれて、ダーヴィーたちの夢はますます大きくなった。
しかし、ある日突然、金鉱脈がなくなってしまったのだ。彼らは絶望の中にありながらも、祈るような気持ちでさらに鉱山を掘り続けていった。

 しかし、結局彼らはすべてが夢と消え去った現実を認めざるをえなかった。最後に、採掘設備を安い値段で売り払い、故郷に帰っていってしまった。

 その後、その道具を買った人は、試しに再調査をしたところ、ダーヴィーたちがあきらめた所からわずか91cm下に新たな金鉱脈が眠っていたことを突き止めた。

 ここで終わってしまうとダーヴィーという人物は残念ですが、この経験から強い意思と決意をもち、下記のような文に続きます。

 その話を後で聞いたダーヴィーは、その後、いろんな試練に出会っても、決してあきらめることなく、金鉱脈を掘り当てたに匹敵する財を築き上げた。

 何事も学べる機会だということも教えてくれる事例です! 自分にとっての金の鉱脈はなんでしょうか? 友人関係、仕事、趣味、人それぞれだと思います。

 あきらめそうになったとき、気持ちが沈みがちになってしまうことは誰にでもあることです。そういったときに思い出してもらえると嬉しいです。

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