辻川泰史の介護事業経営に必要な考え方
一期一会の出会いを大切にし、介護のプロとしてサービスを提供する辻川泰史さんによる、これからの事業所運営の指南ブログ。
- プロフィール辻川 泰史 (つじかわ やすし)
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1978年東京都生まれ。98年、日本福祉教育専門学校卒業。
老人ホーム、在宅介護会社勤務を経 て2002年、(有)はっぴーライフを設立(05年に株式会社化)。08年、(株)エイチエルを設立。現在、コンサルティ ング、講演、セミナーなどでも活躍中。
著書に『福祉の仕事を人生に活かす!』(中央法規、2009年)がある。
はっぴーライフHP
http://www.hl-tokyo.com/
対談ムービー http://www.youtube.com/user/2g66
インフルエンザ
昨年1月下旬、ちょうど今頃にインフルエンザA型に感染しました。そして、約2か月後の4月上旬に、今後はインフルエンザB型に感染しました。私自身、同じ年に2度インフルエンザになるのは2回目でした。
それからは、特にインフルエンザ等が流行する冬場の時期は、しっかり予防対策をしています。そうはいっても、罹ってしまうときはあります。特に、私のようにセミナーなどの仕事もしていると、インフルエンザは感染力が強く外部との接触も制限されてしまうため、多くの人に多大な迷惑がかかります。
特にセミナーなどは、主催者の方、受講を決めてスケジュール調整してくれた方等に、再日程を提示しても済まされることではありません。これは、セミナー等の仕事だけにかかわらず、多かれ少なかれ、どのような仕事にも共通していえることです。
この冬場の時期は、毎年のように、インフルエンザやノロウイルスが流行します。万が一、感染してしまった場合は、静養し完治させることが最優先です。しかし、その休んだ後のこと、どのように業務を引き継ぐか、同僚などの協力者への対応や完治後のフォローをどうしていくかという責任感も重要です。
誰かが代わってくれるから……というような姿勢の方もまれにいます。病気は気をつけていても罹ってしまうときがあるので、やむを得ないことですが、その責任の取り方、見せ方によって、自分自身の仕事がどのようなものかがわかります。誰かが代わりにできるという仕事は、自分でなくてもできるということでもあります。
それは寂しいことでもあります。介護の仕事は、誰が行ってもできる仕事なのかもしれません。しかし、同じ介護の仕事のなかにでも、自分しかできない、自分らしさが発揮できるというようになるべきだとも思います。
それは日々の仕事への向き合い方や行動だとも思います。自分自身も、昨年は病床で、自分の今までの仕事の向き合い方を考える時間になりました。少し良くなると動きたくなってしまい、医師からOKが出るまで自宅待機するのが苦痛でした。
日頃は仕事が忙しいと思い、休みたいなどと思うときもありますが、動けること、忙しいと思えることが、幸せな状況だとも感じました。
まだ、流行しているインフルエンザですが、予防を徹底し頑張っていきましょう!