辻川泰史の介護事業経営に必要な考え方
一期一会の出会いを大切にし、介護のプロとしてサービスを提供する辻川泰史さんによる、これからの事業所運営の指南ブログ。
- プロフィール辻川 泰史 (つじかわ やすし)
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1978年東京都生まれ。98年、日本福祉教育専門学校卒業。
老人ホーム、在宅介護会社勤務を経 て2002年、(有)はっぴーライフを設立(05年に株式会社化)。08年、(株)エイチエルを設立。現在、コンサルティ ング、講演、セミナーなどでも活躍中。
著書に『福祉の仕事を人生に活かす!』(中央法規、2009年)がある。
はっぴーライフHP
http://www.hl-tokyo.com/
対談ムービー http://www.youtube.com/user/2g66
熊本、被災地の視察
11月11日~13日まで、私の主催するデイサービス研究会で熊本県の被災地の視察に行きました。
熊本県最大規模の516戸の仮設住宅であるテクノ団地を視察しました。7月より入居が始まった同団地は、高齢化率が40%を超えており、介護が必要な高齢者も多く、団地内での孤立、孤独死が問題とされているとのこと。
益城町から委託を受けて、地域見守り活動を行っている「キャンナス熊本」代表の山本智恵子氏より、地震発生から仮設住宅入居まで、現状の課題と今後の課題について話を伺いました。
グループホーム、有料老人ホームなどを運営している地域の中核の介護施設、南阿蘇ケアサービスの視察も行いました。同施設は、震度6強~震度7の地震に被災。俵山トンネルの崩壊や阿蘇大橋の崩落により、交通網が麻痺。その影響で、職員が出勤できない状況からボランティアネットワークを構築し、全国から介護・看護ボランティアを受け入れ対応したとのこと。副ホーム長の松尾弥生氏より震災直後から、混乱の時期、現状までの取り組みと今後の展望について話を伺いました。
震災から7カ月経ち、少しは道路など改善されては来ていますが、復興の支援はまだまだ必要です。
帰りに阿蘇神社に参拝しました。
いつどこで起こるかわからない天災です。向き合う現地の方の声、話は重要です!
大きな学びになりました。