高室成幸のケアマネさん、あっちこっちどっち?
全国津々浦々、研修・執筆・アドバイザー活動を神出鬼没(?)・縦横無尽に展開する高室成幸さん(ケアタウン総合研究所)。
研修での専門職との出会いや、そのなかでの懇親的な現場を届けます。
- プロフィール高室 成幸 (たかむろ しげゆき)
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ケアタウン総合研究所所長。
日本の地域福祉を支える「地域ケアシステム」づくりと新しい介護・福祉の人材の育成を掲げて活躍をしている。「わかりやすく、元気がわいてくる講師」として全国のケアマネジャー、社協・行政関係、地域包括支援センター、施設職員等の研修会などで注目されている。主な著書に『介護予防ケアマネジメント』『ケア会議の技術』『ケアマネジャーの質問力』『新・ケアマネジメントの仕事術』(以上、中央法規)、『地域包括支援センター必携ハンドブック』(法研)など著書・監修書多数。
研修講師養成出前講座~大分教室~
2014年4月11日
休憩の後でビデオを再生して、私が各人に「とてもいい点、改善すべき点」(注:悪い点とは言いません。これって結構大切な点だと思うんですよね)を具体的・実践的に指摘します。
服装、髪型、表情などの「見え方」から、声の音色、速さ、抑揚などの「聞こえ方」まで、かなりしっかりと指摘します。
さて、終了後の感想です。
- 「自分が話している姿を見たのは初めてです。今の心と身体の疲れが表情に出ているのだと、すごく感じました」(K.Mさん 女性、社会福祉士)
- 「自分のボソボソと話している声が、自覚している以上に聞き取りづらいことに気がつきました」(R.Oさん 地域包括支援センター管理者)
- 「自分に自信がない部分は、ゴチャゴチャと話す癖がわかってよかった。またこの研修を受けたい」(H.Mさん 特養施設長)
- 「発声練習をして、滑舌をよくしようと思います」(K.Mさん 女性、社会福祉士)
- 「なんとなく気づいていたことや気づかなかったことなどをご指摘をいただき、少し目が覚めました」(M.Eさん デイ管理者 ケアマネ)
- 「今回の機会がなければ、“顔についた墨は見えない”ことがこれからも続いていたかと思うと、ゾッとします」(Y.Yさん ケアマネ)
私が6年前にこの養成講座を始めた理由は、全国の更新研修や専門研修でベテランのケアマネジャーのみなさんが講師をする機会が増え、ずいぶんと悩んでいることがわかったからです。
これからも積極的に全国への出前教室に出かけたいと思います!(^^)!