高室成幸のケアマネさん、あっちこっちどっち?
全国津々浦々、研修・執筆・アドバイザー活動を神出鬼没(?)・縦横無尽に展開する高室成幸さん(ケアタウン総合研究所)。
研修での専門職との出会いや、そのなかでの懇親的な現場を届けます。
- プロフィール高室 成幸 (たかむろ しげゆき)
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ケアタウン総合研究所所長。
日本の地域福祉を支える「地域ケアシステム」づくりと新しい介護・福祉の人材の育成を掲げて活躍をしている。「わかりやすく、元気がわいてくる講師」として全国のケアマネジャー、社協・行政関係、地域包括支援センター、施設職員等の研修会などで注目されている。主な著書に『介護予防ケアマネジメント』『ケア会議の技術』『ケアマネジャーの質問力』『新・ケアマネジメントの仕事術』(以上、中央法規)、『地域包括支援センター必携ハンドブック』(法研)など著書・監修書多数。
体内時間の不思議
さて、みなさんはご自分の体に「時計」が埋め込まれているのでは?と思ったことは1度や2度はあるでしょう。どんな時かって?
「朝の目覚ましの針を朝の6時30分にセットしたんだよ。するとさ、なんとだよ、目が覚めたら6時29分なのよ。鳴る前にストップ押せたもんね」
どうでしょう?このミラクルな現象がどうして起きるのか。
それは体内時計(胎内時計としてもいいでしょうが、ニュアンスが変わっちまうのでちょっとやめて・・・)があるから・・・。
では体内時計を辞書に求めてみるとどうでしょう。ちょっとニュアンスが異なるんですよね。あの知恵蔵2015(講談社刊)には次のような記述があります。
「生物が生理的周期を維持するために体内に備えている機構。昼夜の変化に対応したほぼ24時間の概日(サーカディアン)リズム、潮汐の変化に対応した月周リズム、四季の変化に対応した年周リズムといった様々な生命の活動のリズム(生物リズム)は、生物体内で時間の変化を測定する機構の存在を前提としており、これを生物時計と呼ぶ。」
どうもこれはかなりざっくりした表記。私としては数分単位でどうして目を覚ますことができるのか・・・ということ。実に不思議です。
しかし、これもどうやら体内時計で説明できるようです。
つまり脳に強烈な時間の認識をさせるとそれに応じることができるとのこと。体内時間が正確な人ならほぼ5分の狂いなく目が覚めるようです。この能力を伸ばすためにはストップウオッチ法なるものがあると。目を閉じて1分間をすると止めて確認するという単純な方法です。
ちなみに小生なりにやってみました。最初は数を数えながらやってみて60で目を開けると1分02秒でした。次に数えなくてやってみると31秒、次が50秒、そして48秒、これで終わりと思い63秒を叩きだせました。
なるほど、ほぼほぼできそう・・・意外と効果あるかもしれませんね。(^^;)
さて、どうしてこんなテーマを取り上げたかというと、もうすでに続けて9年近く経過するこのブログ・・・しばらくアップの日取りが週末の金曜日でした。これでは1日遅れると翌週になるという危険が常にあり、今回、担当がKさんからNさんに変更になったのを機会に思い切って週明けにすることにしました。
その第1弾が5月2日でした。と、と、ところが、連休モードですっかりと忘れてしまいました。私の体内時計(体内暦)はいまだ金曜日のままだったようです。
これでは、まずい。ならば、このことをテーマに書けば、多少は思い知って治るのではないかと思い・・・。
ただ、以前から興味深った体内時計・・・これはトレーニングにしていいものかもしれません。
みなさんも試しにストップウオッチ法を試してみてください(^.^)
さあ、もう一回、やってみよう、と!!!
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