高室成幸のケアマネさん、あっちこっちどっち?
全国津々浦々、研修・執筆・アドバイザー活動を神出鬼没(?)・縦横無尽に展開する高室成幸さん(ケアタウン総合研究所)。
研修での専門職との出会いや、そのなかでの懇親的な現場を届けます。
- プロフィール高室 成幸 (たかむろ しげゆき)
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ケアタウン総合研究所所長。
日本の地域福祉を支える「地域ケアシステム」づくりと新しい介護・福祉の人材の育成を掲げて活躍をしている。「わかりやすく、元気がわいてくる講師」として全国のケアマネジャー、社協・行政関係、地域包括支援センター、施設職員等の研修会などで注目されている。主な著書に『介護予防ケアマネジメント』『ケア会議の技術』『ケアマネジャーの質問力』『新・ケアマネジメントの仕事術』(以上、中央法規)、『地域包括支援センター必携ハンドブック』(法研)など著書・監修書多数。
健康管理
「先生、これ、よかったら使ってください」
CADL研究会のIさんが差し出したのが、白いスプレー状のものでした。
「これを、ほら、こうやってシューと顔に吹きかけるだけで、風邪菌を防いでくれるんです。だから、マスクを着けなくていいんです!すごくないですか!?」
「す、すごいですねぇ~~!」
「毎年、年末は風邪で倒れるのが恒例(笑)になっているんですが、昨年は全然大丈夫でした。今年のお正月、私の家族が風邪でダウンしても、これのおかげで風邪はひきませんでした」
パッケージを見ると、「PM2.5でも大丈夫」とあります。すごいですねぇ、この防菌力は……。「今年の花粉症の時期にも使ってみようと思うんです」というアイデアに、研究会メンバーは「おおぉ!」と歓声を上げました。
ケアマネジャーやヘルパーのみなさんの仕事の現場は、「利用者の自宅」です。利用者のみなさんは何らかの疾患を持っており、冬場なら風邪をひいている、インフルエンザに罹患している人もいるでしょう。まさに風邪菌、インフルエンザウイルスの中で1時間近くいるという事実は大きいでしょう。
利用者の方から風邪菌をもらうだけでなく、ケアマネジャーやヘルパーのみなさんが「風邪菌の運び手」になってしまっては本末転倒です。だからマスクをするわけですが、マスクは表情がわからないうえに声もこもるので、相談援助職にはつらいことです。それにマスクをしていること自体に不快感を抱かれる人もいるかもしれません。
別に、フマキラーを応援しているわけではありませんが(^_^;)、このような「グッド商品」は、早くみなさんに知っていただくことで、この時期に役に立つのではないかと思い、紹介をさせていただきました。
ちなみに役に立つなぁと思ったのが、ホワイトボードシートです。いいですねえ。どのような場所でも、貼ってしまえばホワイトボードになります。これは東日本大震災では大活躍したそうです!(^^)!
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ムロさんの写メ日記
「地域包括ケアシステムと主任介護支援専門員の役割
~地域支援、ケアマネ支援、ネットワーク支援~」